ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

インプレッサとXVを乗り比べ

2017-06-22 22:02:12 | SUBARU XV
カミサンのFITも10年近くになり、先日の車検の後にはエンジンのミスファイヤが多くなり、コイル関連を交換したり、お金のかかるトラブルが増えてきた今日この頃
僕も通勤でも使うから、長い目で見て、次の購入車種を考えようと思考を詰めて、ここ数カ月で色々な車を試乗…
(この頃、運転中に不注意を感じる時もあって、予防安全に優れる車が欲しいと実感しているのも事実… )

で、、数カ月前、初めに乗ったのは日産のノート e-Power
モーター駆動による出足の良さは感動モノ ワンペダルドライブも未来を感じて、目から鱗の新しい価値観を体験したけれど、時が経つと深みが無くて飽きそうな感覚を感じたのも事実
まあ、FITと同じBセグメントだから致し方ないと考えたけれど、今度の車は年齢的にも最後かもしれないと思うと、折角だからe-Power NISMOにしようと見積もりを取ると目が点の乗り出し価格309万円で300万円超え
Bセグメントで300万円… ここでプツンと何かが切れて、300万円でホントに欲しい車は何か考えてみることに…

で、、次に物色したのはトヨタのCHR…乗り出し330万円也
新型プリウスと同じハイブリットシステムとの事だから、かなりの期待ができる燃費と走り…
熊本~天草間を新型プリウスのレンタカーで走った時には、返却時にガソリン代は500円で済んで、走りも、良く走る普通車並みだったのは鮮明な思い出…
やはり、走り出すとザックスダンパーの足回りもしかりしてソリッド感もあり、非常に良く走る車 そして燃費も良い
と言うことで、暫くCHRを第1候補に選択して、次に乗ったのがホンダのベゼル ハイブリットRS…
この車はFITベースとは思えないほど内装も良かったけれど、足回りがバラバラに動いている感覚…
(この頃のホンダ車のハンドリングは何かおかしな感じ…)
そして、トドの詰まりは見積もりも370万円で却下
この時点でもCHRがベスト… 
(CHRの後部座席の視界が劣悪なのは承知なんだけれどね…)

次に息子のデミオでお世話になっているマツダで乗ったのはCX-3
見積もりの乗り出し価格も310万ほどで、内装も上品かつエロいヨーロッパ車のようなセクシーさ…  今のマツダのデザインは素晴らしいなぁ
ただ、1500㏄のディーゼルエンジンは好き嫌いが分かれるかもしれないけれど、やはり僕にはちょっとノイジー…

と言うことで、やはりCHRかと考えながら、カーオブザイヤーを獲ったスバルのインプレッサは如何なものかと思い、試乗…
初めてインプレッサを試乗したのは2.0i-L
動き出した途端に、走りの質感に感動の渦  確かに素晴らしいドライブフィール いつまでも運転したくなる感覚…
これは、この頃試乗した車の中でも、誰が何と言おうとBEST
そして、ハイブリットと言う飛び道具は無いけれど、安全装備では群を抜いているのは事実
トヨタは安全選択に関するオプションが多すぎて、付けたい物を付けていくと割高になるんだよねぇ…
実際、詳細を比較してもアイサイトに勝る安全デバイスは国産車には現時点無いと思うのです…

で、、、ホントに欲しい価値は何か自らの運転環境を冷静に考えてみることに…

燃費・安全・走り
初めは燃費を考えていたけれど、僕の年間消費ガソリン代はFITで16万円… リッター11~15㎞は走るから、燃費が倍になっても8万円…
そして、、安全性は、今一番欲しいところ…
これを踏まえて、自分にとって10年後も運転したい衝動を感じる車は何か…

結論は、インプレッサがBEST of BEST 
その中でも2.0i-Sを試乗した時のハンドリングとブレーキ感覚は最高 
2.0iのLタイプは2.0i-Sの18インチタイヤに対し17インチで乗り心地に振っている感覚もあるのは事実だけれど、2.0i-Sも決して乗り味が悪いわけではない
それに、2.0i-Sのブレーキは好き嫌いはあるだろうけれど、踏んだ時の感覚は「素晴らしい」の一言…
(ある意味、愛車のS2000 Type-Sのブレーキより効き味と足に伝わる感覚は良い感じです
ブレーキの印象に押されるように、ハンドリングもどっしりしている。
(重いと捉える方もいると思うけれど、僕はこの感覚が好きです)
そして、トルクベクタリング作動時の踏めばドンドン曲がるシャープな運動性能は特筆もの
確かにタイヤの違いは大きいんだけれど、2.0i-Lよりも明らかにスポーツしている感覚 
これも、ベースにあるスバルの新しいプラットフォームSGPの出来が良いことに起因するんだけれど、果たして車高が70㎜も高くなり、必然的に重心位置が高くなるXVはいかな物かと思ったのが素直な疑問??

その疑問が完全に解決できたのは先週の土曜日なんだけれど、実はその前に2回インプレッサとXVを乗り比べています…

第1回目は5月中旬に埼玉に行った際の、XV 2.0i-Sとインプレッサ 2.0i-Sの乗り比べ…
この時は、降ろしたてのXVのエンジンが馴染んでおらず、硬いエンジンオイルのせいか、非常に鈍重なエンジンのレスポンス…
かたや、インプレッサ 2.0i-Sは乗りこなれていて、すべての感覚がシャープの一言…
この時には、XVがエンジンのレスポンスの悪さから車の挙動全てが重く感じられたのが事実で、相対的にインプレッサの素晴らしさが際立った結論
ただし、XVのロールの少なさには驚きも覚えている…
結局、XVの魅力は大きく感じなかったんだけれど、エンジンの馴らしが終わっていたらどうだったんだろうという疑問は後を引いていました

第2回目は、そんな疑問を払拭すべく浜松のディーラーでXV 2.0i-Sとインプレッサ 2.0i-Lを乗り比べ…
両車とも十分馴らしは終えている状態…そして、このインプレッサ 2.0i-Lは初めてインプレッサを乗った時に感動を覚えさせてくれた車と同じ個体
この時の試乗感覚では、XV 2.0i-Sのエンジンレスポンスが明らかにインプレッサ2.0i-Lより優れていることを実感
減速比が違うことによるんだけれど、埼玉での印象が180度転換
僕の感覚的には、インプレッサ 2.0i-LとXV 2.0i-Sの走行感は、XVの方がステアリングインフォメーションが緩いような感覚…
表現は難しけど、シャキッとした感覚ではないのが気になるのが本音…(これは後述するフレキシブルタワーバーで改善できるか思案のしどころ…)
エンジンレスポンスとステアリングレスポンスを秤にかければ、両車は拮抗していて、どちらかと言うとXV 2.0i-Sの方が良いかなぁというのが結論…
とは言え、インプレッサの本命である2.0i-Sとの再比較は行っていない

このように考えて、インプレッサの2.0i-SとXVの2.0i-S、1.6i-Lの3車種を1週間前の17日に乗り比べさせていただく事に 

(乗用車とSUVの比較なんて、初めは比較に値しないのではないかと思ったけれど…明らかにXVは乗り比べる程に考えさせられるモノがありました)
そして、試乗後の結論は…
「やっぱりインプレッサ2.0i-Sは良い けれども極端な差をXV2.0i-Sとの間に僕は感じなかった」のが本音
これは、驚き以外の何物でもない事実です 
ただし、両車の一番の大きな違いはタイヤからのインフォメーション…
インプレッサの2.0i-Sは18インチのスポーツタイヤである影響はとても大きいし、車重も軽く、初期から立ち上がるブレーキフィールも良い。
しかし、、車高が70㎜高く車重も40kg重いXVはロールも少ないし、視界も良好…そしてドライブフィールは遜色なく素晴らしい
トルクベクタリングが効いた状態の挙動は、XVの方が驚くほどシャープに旋回する感覚
エンジンの点きも、ギヤ比を加速寄りに持って行ったXVの方が若干シャープ
正直言って、繰り返しになるけれど、走りの絶対性能はインプレッサ2.0i-Sが勝っているけれど、その差は思いのほか少ないのが実感
と言うことで、XVの方が使用用途に対して未来の価値を提供してくれそうなワクワク感があります
(比較評価は概ね、YOU TUBEなどのWeb情報の断片がつながった感じです)
また、両車共、Aピラー近くの視界が良好なのも特筆もの
(FITはAピラーを前に出し過ぎていて、頭を前に動かさないと歩行者や車が見えない致命的な欠点があるのは事実…)
確かに、スバルの0次安全への取り組みは、デザインに迎合することなく、ぶれていない感覚があります

一方、2.0と1.6でエンジンの違いをXVで確認すれば、平たん路では差を感じなかったのが本音…(1.6の吹き上がりは軽く、2.0はトルクの豊潤さを感じます)
ただし、ひとたび上りのシチュエーションや加速のシチュエーションに遭遇すると2.0はスッと加速していくのに、1.6は踏み込んでエンジン回転を上げなければならない…
エンジンの価格差約20万円… 個人的には燃費も加速性能も優れる2.0が良いんだけどネ

と言うことで、現時点はXVの2.0i-SがBEST…
とは言え、オプションを入れるとそれなりの値段になって、思案の最中…
ルーフレールはカッコ良いし、オプション価格を見てもお買い得だろうけれど、ルーフ部分で10㎏の重量増加はいただけない…
(以前、R32でサンルーフ付き車と無し車を乗り比べた時には、明らかに屋根の重さは、異常に体感できる程の運動性の差を感じたのも事実)
ただ、不思議な事に、2台別の店で乗ったXVの2.0i-Sはルーフレール付きと無しだったんだけれど、ルーフレールで頭が重いような感覚は無かった…
重心が高いSUVとしてセッティングしてあるからだろうか…??? 不思議な感覚です…
また、販売店の方にフレキシブルタワーバーは効果を感じるだろうか?と質問すると、車がビシッとしたようになるとの返答…
R32時代にストラットタワーバーを付けたけれど、ついぞ効果は体感しなかった僕には驚きの一言
ヤマハのパフォーマンスダンパーのような車の振動伝達を抑える働きをするのかわからないけれど、興味津々
これを付ければXVがインプレッサになる事はあり得ないだろうけれど、ノーマルよりさらに良い感覚になるということは予想できます
いずれにせよ、カミサンに知られずチューニングする手はずは出来そうだネ
そんなこんなで、フレキシブルタワーバーとドロースティフナーは将来的には付けたいなあと、色んな思いが心を巡ります
(未だ買ってもいないのにね

で、、結論は… ルーフレール無しのXV 2.0i-Sの選択が正解だろうなぁ… と妄想にふける今日この頃です

まあ、いずれにせよ、この車に思いを巡らす時期が一番幸せなんだろうねぇ…


グランフォンド TO 新野 へGO!!!!!

2017-06-18 18:12:43 | サイクリング
今日は浜松~糸魚川の前哨戦 グランフォンド新野
船越町のイチヤさんに集まって、6時スタート
今日の走行メンバーは老若男女合わせて39名

今日のコースは以下の通り:
自宅⇒イチヤサイクル⇒R257⇒黒田の坂⇒満光寺先サンクス山吉田(全員で写真撮影)⇒湯谷温泉⇒東栄町サークルK⇒豊根グリーンポート宮島⇒新野峠⇒信州新野千石平(折り返し)⇒東栄町サークルK⇒満光寺先サンクス山吉田⇒自宅
本日の走行データは以下の通り;

走行距離:194km
平均速度:22.1km/h
獲得標高:2230m
中々強烈な山岳サイクリングです

スーパー林道は今年2回走ったけれど、新野峠は1060m…これが往復できるかが今年のサイクリングの占い処
いよいよ、イチヤさん前を出発

(写真はイチヤさんからの頂きもの)
満光寺先サンクス山吉田で、ココから集合組と落ち合って記念撮影

ここからいよいよ山懐に突入


70過ぎのやっさは、ホントいつも元気です ドンドン僕を引っ張って行ってくれます

(写真はイチヤさんからの頂きもの)

東栄町サークルKで東栄チキンを食べようと思ったら、焼いた物は無いとの事で、ガーリックチキンを頬張れば、いつしか皆は出発済み
と言うことで、ここから孤独な山岳サイクリング…
とは言え、静かな環境での一人ペダリングは色んな事に思いが巡り、哲学的なサイクリングです

(写真はイチヤさんからの頂きもの)

やっと到着した新野峠の天辺

ここで、写真を撮っていると、峠を下りた最終目的地の千石平から帰ってきた健脚連と落ち合って、降りるべきか、ここから戻るべきかの、お馬鹿な会話…
結局、時間もギリギリだけれど、初心貫徹の気持ちと、チャレンジの好奇心が勝り、一気に千石平に向かうことに
途中、千石平から戻ってくる衆が坂を上ってくる中、こちらは満面の笑みを浮かべてダウンヒル… 後で同じところを登るんだけどね

4km下って千石平

マーキングを済ませて帰路の上りへ… データにピークが2つあるのはコレが原因

最後の上りを登り終え、笑顔がこぼれる帰り道  此れもまた楽しからずだね

(写真はイチヤさんからの頂きもの)

山吉田のサークルKで皆を待って解散

井伊谷あたりからにわか雨だったけれど、ほぼドライなサイクリング
今日は、ホント楽しかったねぇ

で、、今日初めて分かった事…
俺、脚力はあるけれど、体重が脚力を上回っている事実
体重が味方する下りのセッションは速いけれど、上りで重力に逆らうのは一苦労…
やっぱり、痩せないとねぇ 




神楽の里へ

2017-06-12 22:26:49 | サイクリング
土曜日は会社の若い衆と連れ立って春野をサイクリング

今日のコースは;
船明ダム運動公園⇒いっぷく処「横川」⇒峰小屋トンネル⇒天狗広場⇒旧王子製紙跡⇒勝坂神楽の里⇒新橋屋(昼御飯)⇒ふれあい広場⇒秋葉山下社⇒山疋屋⇒気田川沿いのサイクリングコース⇒吊り橋⇒花桃の里⇒浜松ワインセラー⇒船明ダム運動公園

走行距離:79.5km
平均速度:21.7km/h
獲得標高:530m
登りも少なく快適なサイクリングコースです

船明ダム運動公園を出発して、いっぷく処「横川」へ

「横川」でシイタケソフトを堪能

シイタケの味を感じさせないコクのある美味しいソフトクリームです

峰小屋トンネルまでが、ちょっとした上りで、勝坂まではなだらかな上昇が続く今日のサイクリングコース

天狗広場で一休み



天狗広場の横には宝塚歌劇団ゆかりの地




時間が止まった面影のある場所です

続いて、王子製紙の本社屋跡



やっと到着した勝坂神楽の里

山の中に来たなぁと思える一コマ

廃校になった小学校の前で…

神楽の里の近くには、こんなバンガローも… 南太平洋にいるような光景…


道すがら発見する「大都会」

山の中なのに大都会…

昼食は新橋屋さんへ

お約束の鉄火丼

2段でマグロの漬けが入っているYO
山の中で食べる鉄火丼は最高のお味です

続いて、デザートは秋葉山下社を過ぎた石畳にある「山疋屋」さんへ



自家製のジンジャーを使ったジンジャーエールは疲れも吹き飛ぶ最高のお味
暖簾を分けて出る姿も粋だねえ


ここからは気田川沿いのお気に入りのサイクリングコース

吊り橋も素敵です


月のバス停で一休み

月へのシャトル便は、日に数本…

花桃の里では、かき氷に舌鼓

コレ200円で大満足

花桃の里の裏にある「浜松ワインセラー」




いつ来ても趣のある場所です

船明ダム運動公園もすぐ近く
ここで、月へ3㎞の標識に盛り上がる若い衆達


楽しい今日のサイクリングも無事終了
帰りは、あらたまの湯に浸かって疲れを癒します

いやぁ~楽しかったねえ