ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

熊本を満喫

2015-12-05 23:22:31 | 
OFFの休日に訪れた九州熊本

初めに訪れたのは、上天草の岩谷漁港にある、大空食堂


ちゃんぽんが有名なお店で昼食を…

で、、、頼んだのはちゃんぽんの筈が、出てきたのは野菜炒め

実は、この野菜の下の方に麺があって、それはそれは大変なボリューム
海老が何本も入っているし、肉も入っているから食べ応えは十分…
結局、麺以外は制覇したけれど、麺を半分も食べられず満腹で箸を置きました… ふぅ~


天草で面白いのは魚屋さん…
死んだ魚は売っていない… つまり生簀に鮮魚を入れて売っています

こちらの集落にある魚屋さんも、目の前の海から海水を生簀に汲み上げています


で、、もう一つの名物が天草大王…
これ地鶏なんだけれど、名前から想像するに巨大な鶏…
酒の席で、大きさは??と聞けば2mなんて言うから…2mもあったら科学特捜隊がやって来るよ
いずれにせよ、害がない範囲で少し大きな鶏かな…
そんな名物を使ったB級グルメが、天草大王コロッケ

道すがら食べれば、かなりのボリューム


天草と言えば「天草四朗」
天草四朗メモリアルホールに寄って、暫し歴史を散策

「天地同根万物一体、一切衆生不撰貴賎」の思想は封建制の中キリシタン弾圧と共に理不尽な圧制に苦しむ農民の心の拠り所となったことでしょう
世界の歴史を振り返っても、歴史は勝者が作ると言う言葉もあるとおり、「正義は果たして勝つのか?」と言う問いが頭の中を駆け巡ります
一揆後の天草は初代代官となった鈴木重成が親子2代に渡り、税を半分にする嘆願を幕府に出して受け入れさせた事実や、乱を平定した松平伊豆守が菩提寺に「島原の乱で亡くなった者のすべての慰霊を致す」という慰霊塔を建立している事からも幕府体制維持のために一揆軍を全滅させざるを得なかった者の苦悩と次に続く平定への道が見て取れます
熊本からの帰路、明治初期に書かれた新渡戸稲造の「武士道」を読んで、あらためて彼らの行動を武士道と照らし合わせた時に、松平伊豆守と鈴木重成親子の苦悩を紐解ける気がしました…


メモリアルホールを後に、三角の漁港を覗けば、観光誘致でレトロな佇まいを見せる「今」があります



雨が降ったり晴れ間が見えたりの天気… 雲の間から射す日と共に、天草へ別れを告げます


熊本市内で訪れたかった所は「浮島神社」
浮島神社は自転車好きな神主さんがいる社… 自転車お守りも授かっているので、是非訪れたかった場所
しかし、市内からはかなりの距離があることから、近くのサントリービール工場の見学を合わせる事で対応することに…
まず、サントリーの熊本工場無料見学バスに乗ってビール工場見学

一人で来たのに、案内の方にカメラを託して記念撮影

ツアーを満喫すべく、郷に入っては郷に従うオヤジです
アサヒビールの工場を見学した時と比べれば、やはりメーカーさんが異なるとそれぞれに個性を出した見学メニューにしています
サントリーは材料の大麦の試食もあって、原材料の旨味をアピール
プレミアムモルトを都合3杯飲ませていただいて、美味さを実感
併設されたレストランでは安価なランチメニューとテイスティングセットで、ここでもヨ酔いの宵


アルコールで少々体を清めた所で、タクシーに乗って浮島神社へ


ここは、サントリーの熊本工場に程近い立地ゆえ、非常に豊富かつ清らかな水に恵まれています

おばあちゃんも、水路で野菜洗い…

ホント長閑な素晴らしい光景です

急な訪問で、神主さんは居られなかったけれど、ご家族の方と御話が出来て楽しい時間を満喫
絵馬にも書き込み、お守りも授かり、熊本市内に戻ります

熊本と言えば、熊本城… バスの発着場にも近く、繁華街にも近い立地ゆえ観光の中心スポット
加藤清正公の銅像を背に熊本城を漫ろ歩けば…



若武者に扮した方々から、「遠路はるばる大儀で御座った」などと声を掛けられ、これもまた楽しい時間


熊本城となりの城彩苑でお土産を買い、熊本駅から浜松を目指せば、ドリカムトレインが横のホームに


これもまた楽しからずや 

思い出深い熊本の旅もこれにて終了です 








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