元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
クチナシグサ・4~種子
ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)クチナシグサ属の「クチナシグサ(梔子草)」。イネ科植物に寄生する半寄生植物で、春に白い小さな花を咲かせ、その後クチナシに似た果実を稔らせる。果実は蒴果で熟すと心皮が裂開し種子を散布する。果実はどれも上向きに裂開し雨滴の衝撃によって散布される。これは長沼公園“栃本尾根”のもの。
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イナモリソウ・1~名前
アカネ科イナモリソウ属の「イナモリソウ(稲森草)」。その名前は江戸時代に鈴鹿山脈(三重県四日市市・三重郡菰野町)の雲母峰(きららみね)北山腹の三滝川支流“稲森谷”で発見されたことに由来する。草丈は5~10センチで花径は3~4センチ。花被片の縁はフリルのように波打っている。これは高尾山“3号路”のもの。
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ホシザキイナモリソウ・1~高尾山3号路1
高尾山“3号路”で見掛けた「ホシザキイナモリソウ(星咲き稲森草)」。アカネ科イナモリソウ属の多年草で、イナモリソウの花被片が細く内側に巻き込んだタイプで細い星形に見える。写真後方には基本種のイナモリソウが見える。ホシザキイナモリソウは昭和元年に牧野富太郎博士が高尾山で発見した。
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