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ニガナ

 奥高尾の山道で見掛けた「ニガナ(苦菜)」の果実。冠毛が繋がって美しい造形美を見せている。ニガナはキク科ニガナ属の多年草で舌状花が5~7個ある8~10個あるのをハナニガナとして区別しているが、これは蒴果が7個なのでニガナで良いだろう。
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ミゾホオズキ・1~日影林道1

 奥高尾“日影林道”の沢沿いに咲いている「ミゾホオズキ(溝酸漿)」。ハエドクソウ科(←ゴマノハグサ科)ミゾホオズキ属の多年草で草丈は10~30センチ。6~8月に長さ1.5センチほどの筒状の花を咲かせる。写真では上唇(写真では下側)は2裂し下唇は3裂する。
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オオムギ

 TBS系テレビ番組の『プレバト!!』を毎週楽しく観ている。特に俳句コーナーでは芸能人たちの作品を夏井いつき先生が丁寧にかつ厳しく査定し添削するのが面白い。相手が大物であっても駄作であればバッサリ切り捨てられ、秀作であればその良い点をとてもわかり易く説明してくれる。痛快な番組ではある。私は俳句をひねることはないが、植物観察をしていると自ずと“季語”を理解できるようになった。恥ずかしながら植物観察をしていなければ“竹の秋”が春の季語とはわからない。
 写真はイネ科オオムギ属の「オオムギ(大麦)」。これは東京薬科大学付近で見られるもので、収穫期を迎えており麦畑一面が黄金色になっている。これを“麦秋”と呼び、秋の字があっても夏の季語になる。
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