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アオヤギソウ・1〜開花

 シュロソウ科(←ユリ科)シュロソウ属の「アオヤギソウ(青柳草)」。比較的低い山野のやや湿った場所に生育する多年草で草丈は50~100センチ。夏に茎の上部に数本の花序を出して直径1センチほどの淡黄緑色の花を咲かせる。花の形はシュロソウにそっくりで色が異なるだけ。シュロソウの変異種には本種の他ホソバシュロソウ、オオシュロソウ、タカネアオヤギソウ、ムラサキタカネアオヤギソウがあり、それらの中間型も見られる。写真の株は葉が細くホソバシュロソウの変異のようだ。これは小山内裏公園の林縁のもの。
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ヤマグルマ・2~果実

 ヤマグルマ科ヤマグルマ属の「ヤマグルマ(山車)」。東北地方以南の山地に分布する常緑高木で5~6月に枝先に総状花序を出し花弁も萼片も無い黄緑色の花を多数咲かせる。果実は直径1センチほどの球形で袋果が集まった集合果になる。熟すと裂開して線形の種子を多数出す。
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ウシノシッペイ

 長池公園"築池”畔で見られる「ウシノシッペイ(牛の竹箆)」。イネ科ウシノシッペイ属の多年草で草丈は60~80センチ。草姿が牛追いのムチに似ていることから名付けられているが、こんな草では牛は動かないだろう。花期は7~10月で小穂は茎に貼りつきブラシ状の白い花柱と褐色の雄蕊の葯が見える。
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