元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ツルギキョウ・7~高尾山蛇滝道1
高尾山"蛇滝道”で見られる「ツルギキョウ(蔓桔梗)」。キキョウ科ツルニンジン属(ツルギキョウ属)のつる性多年草で写真は雄性期が終わり雌蕊の柱頭が見える雌性期になる。ツルギキョウは高尾山系では何ヶ所かで見られるが、つる性なので年によっては山道側に伸びず藪の奥に巻き上がり以前見た場所で見当たらないことがある。まずはその特徴的なハート形の葉を見つけることが肝心。
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トサノクロムヨウラン・9~果実
ラン科クロムヨウラン属の「トサノクロムヨウラン(土佐の黒無葉蘭)」。光があまり届かない広葉樹林の林床などに生育する多年性菌従属栄養植物で7~8月に直径2~2.5センチの花を咲かせる。花は午前中に咲き午後には閉じてしまう一日花で開花しないまま落ちてしまう蕾もあり開花に出会うのはなかなかタイミングが難しい。果実は長さ2センチほどの細長い蒴果で熟すと縦に裂けて中から粉のような白い種子を風に飛ばす。
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