元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
カワラニガナ・1~多摩川中流域

記録によれば今からちょうど100年前の1923年(大正12年)8月26日、牧野富太郎博士は『東京植物同好会』の羽村方面採集旅行で多摩川の河原周辺を訪れている。ちなみに関東大震災が起こる6日前になる。地元の愛好家が、博士がその日に何を採集したのかを"東京都立大学牧野標本館”で調べたところ、イヌザンショウなどとともにカワラニガナの標本も確認したという。カワラニガナは東京都レッドデータによると23区では絶滅(EX)、北多摩・南多摩では絶滅危惧Ⅱ類(VU)、ここ西多摩では準絶滅危惧種(NT)だったが、羽村市内では保護活動が行われており群落が戻りつつあるようだ。カワラニガナの学名は"Ixeris tamagawaensis”で"多摩川”の名が付いている。この日は往復45キロのサイクリングになった。
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オジギソウ・3~咲き始め

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