goo

ヒマラヤスギ・10~雄花序蕾

 多摩川"日野橋”付近で見掛けた「ヒマラヤスギ(喜馬拉耶杉)」。マツ科ヒマラヤスギ属の常緑高木でヒマラヤ山脈原産。雄花序は夏から育ち始め晩秋に開花して花粉を飛ばす。写真は雄花序の蕾で長さは1.5センチほど。開花時には5~6センチまで大きくなる。ヒマラヤスギは雌雄同株だが雄花序だけが目立つ株、雌花序がいくつか付きポツポツと雄花序が付く株がある。樹齢30年を超えないと雌花序を付けないようだ。また雌花序は開花時は長さ5~6ミリで雄花序よりかなり小さい。残念ながらこの株では見つからなかった。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

ウコン・2~開花

 ショウガ科ウコン属の「ウコン(鬱金)」。インド原産の多年草で花期は8~9月。白い花弁のように見えるものは苞葉でそれらが重なり花穂(かすい)を形成しその中に黄色い花がある。花期が春のキョウオウ(姜黄)が"春ウコン”と呼ばれるのに対して本種は「アキウコン(秋鬱金)」とも呼ばれる。英名は「ターメリック(turmeric)」でその根茎はカレーの黄色の素であり染料にも利用されている。これは下柚木"大田平橋”付近で見掛けたもの。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

ベニイグチ

 高尾山"3号路”の斜面で見つけた「ベニイグチ(紅猪口)」。オニイグチ科(イグチ科)ベニイグチ属の大型のキノコで夏から秋にかけてブナ科の広葉樹林やアカマツなどが混生する林内に発生する。傘の直径は7~9センチ。美しいワインレッドの傘で柄には網目模様がある。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )