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ベニバナボロギク・1~筒状花

 打越町の八王子バイパス沿いで見られる「ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)」。キク科ベニバナボロギク属の一年草で熱帯アフリカ原産。草丈は50~70センチで8~10月に茎の上部に花序を付け下向きの頭花を咲かせる。頭花は全て筒状花から成り先端は紅色になる。花柱は先端が2裂しクルリと巻いている。雰囲気はダンドボロギクに似ているが属が異なる。
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ダンドボロギク・1~筒状花

 鑓水の八王子バイパス沿いの歩道脇に生育している「ダンドボロギク(段戸襤褸菊)」。キク科タケダグサ属の一年草で北アメリカ原産。愛知県"段戸山(だんとさん)”で見つかったことから名付けられている。草丈は1メートルを超えるほどになり9~10月に茎の上部に円錐花序を出し長さ2センチほどの頭花を上向きに数個付ける。頭花は全て筒状花から成り中心部に両性花、周囲に雌性花がある。写真は雌性花の部分を拡大したもので先端が2裂した花柱が並んでいる。開発地や山野の林縁などで見られるが周りに他の植物が繁茂するようになると消滅してまた新しい場所で見つかる。
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コバノカモメヅル・4~果実

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の「コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)」。関東地方以西の主に太平洋側に分布するつる性多年草で7~9月に直径1センチほどの赤紫色の花を咲かせる。果実は長さ5~7センチの袋果で熟すと種髪を出す
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