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ナツハゼ・6~野猿の尾根道

 長沼公園"野猿の尾根道”に生育している「ナツハゼ(夏櫨)」。ツツジ科スノキ属の落葉低木で北海道~九州の山野に分布している。5~6月に新枝の先端に総状花序を出し直径5〜6ミリの釣鐘状の花を下向きに咲かせる。果実は直径7~8ミリの液果で黒く熟して食用になる。その葉が夏にハゼのように紅葉することからその名前がある。
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アキザキヤツシロラン・8~蕾

 ラン科オニノヤガラ属の「アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)」。名前の通り秋に花茎を伸ばし直径1~1.5センチの花を数個咲かせる。自身では葉緑素を持たずクヌギタケ属やホウライタケ属など特定の菌種とのみ共生する多年草菌従属栄養植物。そろそろ咲き始める頃だと思って雑木林を訪れやぶ蚊とクモの巣と格闘しながら見つけた蕾。草丈は4~5センチで開花時には8~9センチになり、果実期には40~50センチまで伸びる。今年は9月になっても猛暑が続き去年よりは開花が遅いようだ。この日は蕾を2株しか見つけられなかったが、来週になれば開花をたくさん見られるだろう。
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ニセシマニシキソウ・2~花

 トウダイグサ科ニシキソウ属の「ニセシマニシキソウ(偽島錦草)」。アメリカ大陸原産の一年草で2000年以降に確認されている比較的新しい帰化植物。まだ掲載していない図鑑は多い。熱帯アメリカ原産の同属のシマニシキソウより小型で葉の表面は無毛。写真は花の部分を拡大したもので柱頭が残り子房が膨らみ始めた果実と黄色い葯が付いた雄蕊が見える。
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