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オオバキハダ・1~葉痕

 長池公園"中央園路”で見られる「オオバキハダ(大葉黄膚)」。ミカン科キハダ属の落葉高木で雌雄異株。キハダの変種でキハダよりも葉が大きい。関東地方~中部地方の山地の斜面などに生育し、分布域の南多摩や西多摩では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。キハダに対して本種は低地で多く見られるようだ。その葉痕はU字型になり冬芽を囲んでいる。じっと見ているととぼけた顔に見えてくる。
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タニウツギ・1~黄葉

 尾根緑道で見られる「タニウツギ(谷空木)」。スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で日本固有種。陽当たりの良い山地の谷沿いに分布している。5~6月に淡紅色の漏斗状の花を多数咲かせる。ここでは樹高2~3メートルの株立ちになっていて対生の葉が黄色く色付いていた。最初に見た時は何の樹かわからず果実も残っていないので手掛かりはこの葉と樹皮や冬芽。ウツギやヒメウツギの葉より大きくて丸みがあるのでタニウツギと判断した。
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