goo

アキノハハコグサ・6~総苞

 当地の野原に生育している「アキノハハコグサ(秋の母子草)」。キク科ハハコグサ属の一年草で陽当たりの良い山野のやや乾いた場所に生育する。草丈は40~60センチで9~10月に茎の上部に淡黄色の頭花を多数咲かせる。アキノハハコグサは一時期群生を作るが数年後には一株残らず消えてしまうという。ここの株も今秋に見られるかどうかわからないので今のうちに出来るだけ観察しておこう。写真は冠毛の付いた果実が飛び散った後の総苞で直径は1センチほど。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

ワルナスビ

 柿の実のように並んでいるが大きさは直径1.5センチほど。これはナス科ナス属の「ワルナスビ(悪茄子)」の果実で茎に鋭いトゲが残っている。ワルナスビは北アメリカ原産の多年草で明治時代に千葉県で発見され、牧野博士によって命名された。下向きに咲く花は可憐だが、茎には鋭いトゲがある。ひとたび根を下ろすと駆除が追いつかないほど拡がり、地上部を刈っても根が残っているとまた伸びてくるので始末が悪い。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )