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野鳥・78~シメ

 昭和記念公園"花木園”の落葉樹に止まっている「シメ(しめ※)」。初めはモズが獲物を狙っていると思いとりあえず1枚撮って良く見ると嘴が猛禽類の形ではなかった。シメはアトリ科シメ属の漂鳥で体長は18~20センチ。ユーラシア大陸に広く分布し北方で繁殖して冬季には日本の本州に飛来する。ムクノキやエノキなどの種子を主に餌としているが頑丈な嘴は硬い殻でもバリバリと噛み砕くことができる。 シメの学名"Coccothraustes coccothraustes”は『穀物を粉砕するもの』という意味のギリシア語に由来している。オスの翅色は暗褐色や青黒色などはっきりとした色合いだがメスは全体的に色が淡く、写真はおそらくメスだろう。
 ※しめの漢字は旨へんに鳥
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サンショウ・2~冬芽

 堀之内沖ノ谷戸公園の林縁に生えている「サンショウ(山椒)」。ミカン科サンショウ属の落葉低木で雌雄異株。春に淡黄緑色の花を咲かせる。写真は冬芽と葉痕の様子で小さなトゲが両手を広げたように見える。
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