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クチナシグサ・15~越冬芽

 ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)クチナシグサ属の「クチナシグサ(梔子草)」。イネ科植物から栄養を取る半寄生の越年草で落葉樹林内に生育している。花期は4~5月で果実は夏に熟す。晩秋には地上部が枯れるが、地表に長さ1センチほどの越冬芽が密生して出現する。
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サルトリイバラ・4〜奥高尾

 奥高尾“防火帯”の急坂で見掛けた「サルトリイバラ(猿捕茨)」。シオデ科(←ユリ科)シオデ属のつる性落葉木本で雌雄異株。春に目立たない花を咲かせ秋に赤い果実を稔らせる。果実は直径8~9ミリの液果で中に種子が1~3個入っている。サルトリイバラを“サンキライ(山帰来)”と呼ぶことがあるが、中国に生育するサンキライ(ドブクリョウ=土茯苓)とは別物であり、在来種であるサルトリイバラは“ワノサンキライ(和山帰来)”と呼ぶ。
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