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コケリンドウ・10~越冬芽3

 鑓水“絹の道”付近の道端に生えている「コケリンドウ(苔竜胆)」の越冬芽。リンドウ科リンドウ属の越年草もしくは二年草で本州~九州に分布し陽当たりの良い草地に生育している。花期は3~5月で直径5~6ミリの筒状の花を数個咲かせる。夏には地上部が枯れるが晩秋に種が発芽し越冬して翌年の春に開花する。
 カタクリやセツブンソウなど春に開花し夏には地上部が消えて後は地下で過ごす多年草は“スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral=春の妖精)”と呼ばれるが、本種やフデリンドウも夏には地上部が消えるので“スプリング・エフェメラル”と生育形態は似ている。ところがカタクリやセツブンソウと違って本種は多年草ではなく生命はリセットされるが、これも“スプリング・エフェメラル”と呼んでも良いだろう。
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野鳥・121~キセキレイ5

 堀之内寺沢里山公園の落ち葉の上を歩き回っている「キセキレイ(黄鶺鴒)」。セキレイ科セキレイ属の留鳥もしくは漂鳥で九州以北のほぼ全国に分布している。体長は20センチほどで胸から腹に掛けて黄色いので名付けられている。ハクセキレイよりは警戒心が強い。
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