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フデリンドウ・7~越冬芽3

 尾根緑道の道端で見られる「フデリンドウ(筆竜胆)」の越冬芽。リンドウ科リンドウ属の越年草もしくは二年草で北海道~九州に分布し陽当たりの良い山野に自生している。3~5月に直径2~2.5センチの筒状の花を数個咲かせる。初夏に果実を稔らせ種子を散布した後は地上部が枯れ晩秋に新しい種子から写真のような越冬芽を出す。
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マグワ・2~冬芽

 クワ科クワ属の「マグワ(真桑)」。全国の山野で良く見られる落葉高木で雌雄異株。花期は4~5月で果実は7~8月に熟す。冬芽は長さ5~6ミリで葉痕には多数の維管束痕がある。
 八王子市はその昔、養蚕や織物が盛んだったことから“桑都(そうと)”と称されていた。江戸時代末期の横浜開港により八王子から横浜へ続く浜街道が生糸の流通路となったがこの道が後に“絹の道”と呼ばれるようになった。これは上柚木公園のもの。
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