私がやっているサンバのレッスンやワークショップは、1時間から1時間半の間、音楽を止めることなく、ほぼノン・ストップで体を動かしています。
初めてレッスンに来た人は、「え~まだ続くの!」と内心思いながら踊っているそうです。これはキツすぎる、せめて水を飲む間が欲しい、という声もあるので、たまに反省をするのですが、ノン・ストップでやるにはわけがあります。
サンバはマラソンと同じで、一度休むと、それまでせっかく作り上げたペースがくずれてしまいます。さらに、体力的にきつい、と思うと、どうしたら、楽に踊れるか、体が自分で考えるようになるのです。
サンパウロのカーニバルの練習に出ると、私も顔は笑っていても、1コーラスが終わるたびに、あ~今度こそ、曲が終わらないかと心から願っています。特にこれが、バテリアの先頭で踊っているときは、後ろの太鼓は続く、観客は見ている、バテリアの指揮者は鬼のようにいつも怒っている、と踊りをやめたくても、逃げ場はどこにもありません。
これ以上踊り続けるのはもう限界だ、とクーラーもなく、大勢の人で窒息しそうなクアドラ(練習場)で何度思ったことでしょう。
しかし、この練習を10回もすると、体がどんどん楽になっていき、このまま明日まで踊り続けられる、というくらい余裕が出てくるのです。不思議ですが、本当にそうなのです。
だから皆さん、練習中に休み時間を作らない私を恨まないでください。苦あれば、楽あり、なのです。
初めてレッスンに来た人は、「え~まだ続くの!」と内心思いながら踊っているそうです。これはキツすぎる、せめて水を飲む間が欲しい、という声もあるので、たまに反省をするのですが、ノン・ストップでやるにはわけがあります。
サンバはマラソンと同じで、一度休むと、それまでせっかく作り上げたペースがくずれてしまいます。さらに、体力的にきつい、と思うと、どうしたら、楽に踊れるか、体が自分で考えるようになるのです。
サンパウロのカーニバルの練習に出ると、私も顔は笑っていても、1コーラスが終わるたびに、あ~今度こそ、曲が終わらないかと心から願っています。特にこれが、バテリアの先頭で踊っているときは、後ろの太鼓は続く、観客は見ている、バテリアの指揮者は鬼のようにいつも怒っている、と踊りをやめたくても、逃げ場はどこにもありません。
これ以上踊り続けるのはもう限界だ、とクーラーもなく、大勢の人で窒息しそうなクアドラ(練習場)で何度思ったことでしょう。
しかし、この練習を10回もすると、体がどんどん楽になっていき、このまま明日まで踊り続けられる、というくらい余裕が出てくるのです。不思議ですが、本当にそうなのです。
だから皆さん、練習中に休み時間を作らない私を恨まないでください。苦あれば、楽あり、なのです。