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呼ばれない誕生会

2006-04-24 | 沖縄の暮らし
 先週末は、知り合いのブラジル人の息子さんの1歳のお誕生日会があり、我が家の子供と一緒に行って来ました。来ていた人たちは全員が奥さんがブラジル人、だんなさんが米軍関係のアメリカ人というカップルでした。我が家のようなケースは特殊で、強いて言えば、ブラジルで生まれた子供がブラジル人というくらいでしょうか。

 ブラジルの子供に人気のタレント、シューシャの音楽を聞きながら、和気あいあいとした楽しい誕生会でした。

 帰り道、誕生日を10日後に控えた息子は、今年の自分の誕生日の計画を話し始めました。しかし私は、もう誕生会はやめた方がいいのではないか、と思っています。というのも彼が4歳のときから、昨年の8歳まで毎年誕生会をオ・ペイシで開いているのですが、彼の友達の誕生日にはめったに呼ばれません。

 冷静に考えてみると、この5年間で呼ばれた誕生会は、ブラジル人の友達が3回、保育園の友達が2回、小学校の友達が1回、全部で6回だけなのです。これでは、友達を呼んでも一方的にプレゼントをもらうばっかりで、何だか申し訳ありません。

 沖縄の子供たちは誕生会を開かないのか? それとも我が家の息子は、よほどの嫌われ者で、誰にも誕生会に呼んでもらえないのか? そのいずれでもないようです。

 あるとき息子が言っていました。「○○君の誕生日に呼ばれたんだけど、おいら以外はみんな親戚の人なんだって。恥かしいから行くのやめておこうかな」。直前まで迷っていた息子は、結局、親戚の集りのお誕生日には行きませんでした。

 息子は今年も誕生会を開くのだと張り切っていますが、今後も呼ばれることは、めったにないのだろうと思います。沖縄県内に親戚のいない家族にとっては、ちょっとさみしい習慣です。その分、ブラジル人の誕生会で楽しむことにしましょう。
 
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