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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

「サンバやります」宣言

2006-04-20 | 沖縄サンバ
 沖縄市胡屋(ごや)のバス停。いつもは、バスを待つ人はどんなに多くても7、8人なのですが、今日の夕方は200人くらいの人が立っていました。沖縄市長選を直前に、候補者の元国会議員の応援に土井たか子さんが演説に来ていたからでした。

 人だかりをすり抜けると、前から小学3年生の息子の同級生の女の子、Sちゃんが歩いてきました。ぜんそくで入院した、と聞いていたので、「あれ、Sちゃん退院したの、もう大丈夫?」と私が尋ね終わる間もなく、ニコニコ顔で

 「Sね、サンバ出るよ」

 突然のSちゃんのサンバ出場宣言に私はびっくりしました。Sちゃんが幼稚園生のときから、サンバやろうよ、と声をかけていたのですが、いつも恥ずかしそうに逃げていました。去年、Sちゃんの仲良しの友達がカーニバルで踊っているのを見て、自分もやる気になったのでしょうか。

 沖縄サンバカーニバルは、この地元、沖縄市で毎年11月に開催しています。いつも参加者集めには苦労しているので、その5カ月も前から、参加表明をしてくれるのは、本当にうれしいことです。
「Sちゃん頑張ろうね」と私も笑顔で答えました。

 市長選演説でも「サンバに力を入れる沖縄市にします」とでも言ってくれたら、私は迷わず、その候補者に一票を投じるのになーなどど、Sちゃんと別れてから、ありもしないことを考えていました。
 去年、ブラジルから現在の市長さんに「沖縄サンバカーニバルに沖縄市でご協力ください」と手紙を出したのですが、その思いがなかなか通じないうちに、次の市長を選ぶときになりました。






 
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