ワールドカップのシーズン中ですが、私が愛用しているサンパウロのバスの中で、面白い場面に出くわしたので、書いておきます。
市内でもちょっと遠くまで行くバスには、よく「物売り」が乗ってきます。大抵は男の人で、バス代も払わず、運転手さんに頼んで乗り込んで来ては、乗客全員のひざの上に有無を言わさず、キャンディーやチョコレートを置きます。
ここからが勝負。物売りの兄ちゃんは、「スピーチ」をするのです。
「このキャンディー、おいしよ! 1つで50センターボ、3つで1ヘアウ、家で待っている奥さんに、だんなさんに、子供に、お母さんに買ってってちょうだいな!」
人を引き付ける話し方をする人は、1台のバスで3、4人のお客さんが買って行ってくれます。
この前の人は、「このチョコレートを買うと、バスの移動も楽しくなりますよ~」と、よくあるスピーチをしていたのですが、私の前を通ったとき、「外人」と見極めたのかどうか、突然、英語でこんな話をしました。
「ユー ハブ マニー、アイ ハブ チョコレート
アイ ドント ハブ マニー
ソー バイ ジス チョコレート!」
私の隣に座っていた、おばさんは、クスッと吹き出し、「彼の英語は、みんな合っている」と、関心をしていました。
私も思わず、彼の巧みなスピーチに笑ってしまいました。
ビジネストークは、こうでなければ、いけないのでしょうね。今度、彼がバスに乗ってきたら、チョコレートを買おうと思います。(笑)
市内でもちょっと遠くまで行くバスには、よく「物売り」が乗ってきます。大抵は男の人で、バス代も払わず、運転手さんに頼んで乗り込んで来ては、乗客全員のひざの上に有無を言わさず、キャンディーやチョコレートを置きます。
ここからが勝負。物売りの兄ちゃんは、「スピーチ」をするのです。
「このキャンディー、おいしよ! 1つで50センターボ、3つで1ヘアウ、家で待っている奥さんに、だんなさんに、子供に、お母さんに買ってってちょうだいな!」
人を引き付ける話し方をする人は、1台のバスで3、4人のお客さんが買って行ってくれます。
この前の人は、「このチョコレートを買うと、バスの移動も楽しくなりますよ~」と、よくあるスピーチをしていたのですが、私の前を通ったとき、「外人」と見極めたのかどうか、突然、英語でこんな話をしました。
「ユー ハブ マニー、アイ ハブ チョコレート
アイ ドント ハブ マニー
ソー バイ ジス チョコレート!」
私の隣に座っていた、おばさんは、クスッと吹き出し、「彼の英語は、みんな合っている」と、関心をしていました。
私も思わず、彼の巧みなスピーチに笑ってしまいました。
ビジネストークは、こうでなければ、いけないのでしょうね。今度、彼がバスに乗ってきたら、チョコレートを買おうと思います。(笑)