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ブラジル人にとってのフェンシング

2011-05-08 | ブラジル
 サンバの話ばかりでしたが、今日は全く毛色の違う話を。
 夫婦共々サンバにどっぷりつかっている家庭で育った我が家の息子ですが、中学生になったらゴーイング・マイ・ウェイとなり、サンバ以外に自分の好きなことを見つけました。
 学校の放課後のレッスンで始めたフェンシング。なぜまたフェンシング? と思うのですが、ブラジル人にとってのフェンシングは、もしかすると、私たち日本人にとってのサンバなのかもしれません。つまり、自分の国にはない文化に興味を持ってやっているわけです。

 先日、その大会がある、というのでサンパウロ市内のスポーツクラブに観戦に行ってきました。電気が通るコードを体につけた状態で戦う、ということを生まれて初めて知りました。勝負が即決で出て、子供でも、なかなか見ごたえがありました。

 日本人の子供たちが、異文化のサンバを頑張ってやっているように、ブラジルの子供たちも、「アレ!(行け)」というフランス語の掛け声で、フェンシングをやっていて、微笑ましくもありました。

 前回の北京オリンピックでは、フェンシングの日本人の銅メダリストが出たそうで、フェンシング、結構、面白いのかもしれません。

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