非・連続短編集の最終短編です。
主人公の女子高校生の男性遍歴と、「あうだうだう」という悪い箱で神様のようなものと戦う女の子との奇妙な友情が語られます。
主人公の男性遍歴は、何となくずるずるいってしまう人間の感情を表しています。
「あうだうだう」と戦う女の子は、そのために牧場の動物を殺して体に装着せねばならず、悪と善の葛藤が不条理に描かれています。
この作品も筋ははっきりしないのですが、シュールな魅力は感じられて、児童文学の世界、特にファンタジー作品の書き手には刺激になるでしょう。
主人公の女子高校生の男性遍歴と、「あうだうだう」という悪い箱で神様のようなものと戦う女の子との奇妙な友情が語られます。
主人公の男性遍歴は、何となくずるずるいってしまう人間の感情を表しています。
「あうだうだう」と戦う女の子は、そのために牧場の動物を殺して体に装着せねばならず、悪と善の葛藤が不条理に描かれています。
この作品も筋ははっきりしないのですが、シュールな魅力は感じられて、児童文学の世界、特にファンタジー作品の書き手には刺激になるでしょう。
群像 2012年 03月号 [雑誌] | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |