2019年公開のフランス映画です。
ゲイに対する不適切発言で代表からはずされた水泳選手が、それを償うための社会奉仕として、ゲイの人たちの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」(実在するそうです)のコーチをすることになったところから話が始まります。
こうした設定は海外ではよくあるようで、「だれもが愛しいチャンピオン」(その記事を参照してください)も似たような設定でした(その作品では知的障害者のバスケットボールチームが舞台でした)。
LGBTQ+によるスポーツと文化の祭典である「ゲイゲームズ」に出場するための予選、パリから大会会場のあるクロアチアへの二階建てバスでの移動、本大会での活躍を描いたドタバタコメディです。
水球のシーンはかなり本格的ですが、きわどいシーン(セックスやドラッグなど)もたくさん出てくるので、LGBTQ+的にはどうなのか心配になりますが、映画はフランスではヒットし、続編も作られているみたいなのでOKなのでしょう。
また、コーチの家族の問題や、チームと知り合うことによる彼の精神的な成長も描かれていて、ドタバタなシーンとのバランスもとっています。