2011年公開のフランス映画です。
スラム出身の黒人青年が、ひょんなことから、脊髄損傷で車いす生活を送っている大富豪の住み込みの介護人になります。
慣れない環境や初めての仕事にも物おじしない青年のふるまいによって、絵にかいたような紳士と破天荒な青年という「最強のカップル」が誕生します。
二人にとっては、それぞれ期待以上のもの(富豪は退屈な日常を脱却できましたし、青年はかなりの高収入の仕事とリッチな生活環境を手に入れます)を得られて、お互いにハッピーです。
かなりご都合主義な展開(富豪は青年のおかげで文通相手と面会できますし、青年には絵の才能があることがわかります)もありましたが、障碍者の問題も深刻にはならずに、全体的に軽いコメディタッチで、エンターテインメントとして楽しめます。