森少年の小学校一年生の四月から十二月までの絵日記が描かれています。
児童文学研究者の宮川健郎ならば、「子どもの絵日記を仮装している」とでも評するところなのかもしれませんが、私は素直に楽しめませんでした。
森忠明の文章も、渡辺三郎の絵も、いわゆる「へたうま」って感じで、背後に大人の視線がすけてみえます。
やはりこういうお遊び的な作品は、「はれぶた」ぐらいはじけてもらわないと、読者は心から楽しめません。
本質的には生真面目な作者の資質からすると、こういった作品はあまり向いていなかったと思います。
児童文学研究者の宮川健郎ならば、「子どもの絵日記を仮装している」とでも評するところなのかもしれませんが、私は素直に楽しめませんでした。
森忠明の文章も、渡辺三郎の絵も、いわゆる「へたうま」って感じで、背後に大人の視線がすけてみえます。
やはりこういうお遊び的な作品は、「はれぶた」ぐらいはじけてもらわないと、読者は心から楽しめません。
本質的には生真面目な作者の資質からすると、こういった作品はあまり向いていなかったと思います。
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