暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

R&P 次々と電装系トラブル発生

2023-09-01 21:11:30 | R&Pが目覚めるとき

前回のキャブ清掃後の調子を見るため、往復約70kmくらいの道のり

を走っていたところ、途中でヘッドライトのロービームが切れた。

中のタングステンが激しく溶けて、ガラスに模様を描いたように

なっていた。

ロービームが切れたあとは、ずっとハイビームで帰ってきたが、

切れることなく家に着いたので、異常に電圧が高いというような

こともないみたいだ(調べてはいないけど)

6Vのダブル球は手持ちが無かったので、部品待ちとなった。

 

そして、それと同時にフロントのウインカーが点灯しないという

症状も発生した。

フロント左右とも点灯せず、後ろだけが点いているが、点滅も

とてもゆっくりな状態となっている。

左右とも点かないので、球切れではないと思ったが、一応確認

すると、やはり球は切れていなかった。

ソケットのところで電圧をチェックすると3V程度しか出てきて

いない。

明らかにアース不良だ。

 

ウインカー自体はダイキャスト製で、フロントキャリアに取り

付けられているが、フロントキャリアが塗装されているので、

うまくアースに落ちないのだろう。

今まで点いていたのは、かろうじて接触している部分があって

なんとか動作していたということか・・・

試しに、ソケットのアース側と車体を直接線で繋いでみたとこ

ろ、明るく点灯するばかりか、点滅の具合も良好になった。

キャリアの色を剥がして取り付けをすれば良いことだが、

また、接触不良になると面倒なので、アース線を別に設ける

ことにした。

序でに、ウインカースイッチも接触不良が見られていたので

接点を磨こうと分解したところ、大変なことになった。

スイッチ類を分解すると必ずと言ってようくらい起こる、

中の玉とスプリングが飛び出してくるというやつだ。

 

接点とスプリングを抑えながら組み立てるには、手がもう

二本くらい欲しいところなのだが、周りには誰もいない。

結局、ハーネスの線を切って、スイッチ単体の状態で組み

立てて、あとから切った配線を繋ぐというやりかたでなん

とか完成させた。

これでウインカースイッチの接触不良も解消された。

 

外観は綺麗に仕上げてはあるものの、所詮は1978年製

なので、色々なところに不具合が発生してくるのは当然と

言えば当然のことかもしれない。

しかし、構造が単純な旧車だけに、簡単に手直しできるのも

魅力の一つだ。

たまに、「面倒クセー!」って思うときもあるが。。。

 

 


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