リーダー電子の古~いシグナルジェネレーターLSG-16がネットに
出ていたので、思わずポチってしまった。
ただ信号を発生するだけで、感度の測定などは正確にはできない
ものだ。
これなら、アンテナアナライザーやディップメーターでも代用ができ
そうな機能しかないにも関わらず、なぜ買ったかというと、同じ面構
えの低周波発振器があるので、それと並べてみたいと単純に思っただ
けだ。
↓右のやつ
通電のみ確認のもので動作するかは不明の状態だったが、届いてから
確認してみると正にジャンクだった。
一応発振はしていることが確認できた。
※オシロでは綺麗な波形が確認できたが、周りが暗いせいか画像では
モニタが明るすぎて残念ながら波形がわからない。
発振周波数を確認するべく周波数カウンターに繋いでみると、2MHz
と9.7MHz付近での発振が確認できたが、ダイヤルを回しても周波数
が変化しない。
バンドスイッチは接触不良があるようで、他のバンドでは発振が確認
できなかった。
他に、スライドスイッチはすべて接触不良がある。そしてファイン
調整のボリュームもガリがあるみたいだ。
ケースを開けてみると、出てきた基盤は当然だが時代を感じるもので
メンテも簡単そうなものだ。
取説は付いていなかったので、ネット上で探してみたら英文のものが
見つかった。回路図もあるのでとりあえずダウンロードしておいた。
回路もとてもシンプルで特別な部品も使われていないようなので、
これなら修理もできそうだ。
まず、周波数が変化しない原因だが、電気的なものではなく、ダイ
ヤルのシャフトとバリコンを繋いでいるユニバーサルジョイントが
割れていた。
バリコンを外すためフロントパネルはバラバラになった。
手持ちのカップリングは真空管時代のバリコンなどに使われていた
タイトカップリングしかないのだが、大きさが合わない。
それでもなんとかなるかと思ったが
少し太いため、バリコンのとりつけボルトに干渉してしまう。
手持ちに使えそうなものは無かったが、ダメ元でモノタロウを検索して
みると売っているではないか(@@)
早速注文を入れて、部品待ちとなった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます