最大出力3.5Aという、あまり使いかってのない安定化電源があったので
使えるか点検していたら、電圧計のアジャスト用半固定抵抗がガリって
いた。5kΩの半固定だが手持ちが無いので、10kΩで代用することにした
までは良かったが、調整するときに普通のドライバーを使っていたら、
余計なところに接触してしまい、一瞬メーターが振り切った。
一瞬ではあったのだがメーターは壊れてしまったようだ。
というか壊してしまったが正しい。
メーターが無くても使うことはできるが、電圧可変式の電源なのでやはり
メーターがないと不便である。しかし、部品の入手もかなり困難だろう。
このクラスの電源は中古なら二束三文なので、部品を買って直すくらいなら
別な電源を買った方が安いだろう。
そこで思いついたのがデジタル電圧計だ。
通販で探して見ると、電圧・電流計が300円くらいで売っているではないか。
早速購入してみたが、届くまでに2週間近くかかった。随分遅いなと思ったら
なんと台湾から届いた。
アナログメーターからデジタルメーターの移植を開始したのだが、もともとの
アナログメーター用の穴があるので、それを隠すために別にパネルを作るなど
簡単に終わるかとおもっていたが半日近くかかってしまった。
メーター切り替えスイッチのあったところには、100Vのパイロットランプを
入れ、AC側のヒューズが切れると分かるようにしてみた。
デジタル表示にしたらなんとなく今どきの設備みたいに見えるようになった。
ただ出力容量が小さいので、古い10W機やハンディー機にしか使えないけど、
ちょっとした実験用には良いかも。
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