雨天になるとエンジンが不調になるキャリイ。
症状はアイドリングから吹かそうとすると、
ボコつきながら立ち上がるといった状況だ。
酷いときは、加速時にも失火しているような
感じだ。
プラグコードがダメになったときの症状と同
じなので、今回もプラグコードで間違いない
だろう。
応急的にプラグギャップを正規の半分くらい
に詰めて騙し々乗っていたが、遂に部品を購
入することにした。
新しいコードが届いたので、交換するために
コードを外して抵抗を測ってみたところ、
3番のコードが∞Ωを示した。
そしてプラグも燻っていたが、コードの切れ
が確認できたのは3番だけだったのに、プラグ
は3本とも燻っていた。
良く意味が解からなかったが、すべてのコー
ドを新品に替えてみたが症状は変わらなかっ
た。
多分どこかでリークしているに違いない。
そこでディスビキャップを外し内側を良-く
みると、各セグメントから斜めに何かで擦っ
たような跡が薄っすらとではあるが確認でき
た。
キャップ内でリークした跡に違いない。
3番コードが切れたことによって、火花を飛
ばし難くなったため、キャップの中で別の場
所にリークしたのだろう。
一度リークした道が出来てしまうと、その後
も簡単にリークするようになるみたいだ。
すぐにキャップの手配はできないので、ここ
はひとまず応急処置をすることに。
キャップの内側にシリコンスプレーを噴き付
けた。
シリコンは絶縁性が高いので、キャップ内の
表面で電気が走ることはなくなるだろうとい
う狙いだ。
結果は狙い的中で、雨天時でも快調になった。
ただシリコン皮膜が乾いてきたりすると、ま
た症状が出始めるかもしれないが、そのとき
にはキャップも交換しるしかないか。
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