排気漏れがほぼ直ったところで、前オーナーが気にしていた排気
の煙りの量が多いというところについて、簡易の確認をしてみる
ことにした。
まずは、オイルポンプのケーブルを標準の状態に調整する。
現状ではめいっぱい絞られた状態になっていた。
調整方法は簡単だが、文字にするのは面倒なので、マニュアル
のコピーを添付します。
前オーナー曰く、「クランクのオイルシールが減っていて、そ
こからミッションオイルがクランクケース内し侵入することで
燃焼されるオイル量が過多になり煙が増えている」という推測
だった。
2サイクルエンジンなのでミッションをオイルを抜いても、エ
ンジン始動には関係ない。
そこで、ミッションオイルを完全に抜いた状態で、エンジンを
始動すれば、ミッションオイルの混入が無くなることになる。
この状態での煙の量を見れば、オイルシールの問題ではないと
いうことになる。
ものは試しで、ミッションオイルを抜いてクラッチを切った状
態でしばらくエンジンをかけておいたが、特に煙の量が減った
という感じにはならなかった。
正確に煙の量を測ることはできないので、なんとも言えないが
そもそも、オイルが侵入するほどシールが減っていたら、一次
圧縮も漏れるので、エンジンが掛からないか、掛かっても調子
が悪い状態となるような気がするが・・・
そんなこんなで、エンジンは調子よく吹けるし、煙もこんなも
んと言えばこんなもんのような気がするので、問題なしとした。
本来なら、ポンプからの排出量も測ってみるべきなのだが、そ
のための器材がないので、パスすることにした。
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