今秋、我が家の秋バラは、剪定が遅かったのと天候の影響で
遅咲きで少なめです。
バラを始めて4年目になりますが、今年は特に試練の年になりました。
春の寒の戻りによる芽の傷み、株を半分失うアクシデント...何よりも天候不順が一番の大敵でした。
強靭種のマイダスタッチ。
この花も、秋は色合いが深く香りも立ちます。
この花の茎は長く、蕾が大きいのにまっすぐ立つので、とても凛とした姿です。
玄関先の顔、一番下の息子(弟君)のバラです。
春は大輪の蕾が上がりましたが、秋は小さめでした。
肥料の影響か日照か...でも、春より沢山の蕾を上げてくれたので感謝です。
写真の蕾、なんか変な感じがすると、よくみてみたら
枝が折れかけていました。
場所柄、多分、子どものランドセルが当たったのか、自転車のハンドルが当たったのか
とにかく大変な状態ですが、何とか持ち堪えてくれています。
こんな状態でも、蕾は上を向いて咲こうと頑張っているんですね...。
小さな感動です。
久々の茶々丸(ちゃちゃまるオスのミニウサギ)です。
成猫ぐらいの大きさにまで成長しました。
伸びると、天井に顔が届くので、ここもよく噛んでアピールしています。
でも、扉を開けても飛び出さない、ちょっと小心者(兎)です。
来月は、我が家に迎えて1年になります。
3連休最終日の今日は、朝早くにHCでピエールの誘引用のアーチを購入してきました。
アーチというか、Uの字状になったアイアンに似せた素材のフェンス代わりにできるものなのですが
これを設置(先を土に差し込む)するのが、けっこう大変なのです。
ある程度掘って出てくる小石などを片付けるのですが、我が家の庭は、以前建っていた家を解体した際に出た
コンクリ片などが僅かに残っていて、掘れば掘るほど出てくるのです。
そんな苦痛に近い作業も、来年の姿を思えば何のその...
とは言えない事情を抱えていますが、きっと回復してくれるだろうとピエールに期待しています。
株の半分を失ったにもかかわらず、今年は良いシュートを沢山出してくれました。
台風の強風にも折れなかったので、来年は、そのシュートをメインにしての誘引にしようと思います。
来春は、再々度お姉ちゃんのバラと、ロイヤルサンセットを購入しようと考えています。
置き場所は...まあ、何とかなるでしょう。
例年なら、我が家でも四季咲きのバラの開花を楽しみに出来る頃なのですが
今年の天候の影響でしょうか、諦めの秋です。
それでも、(我が家での通称・弟君のバラが)少しだけ小さな蕾を上げてくれました。
春に比べたら小さな姿ですが、香りは変わらず。
さすが、香りのバラです。
唯一、変わらず丈夫なのが【マイダスタッチ】。
夏の剪定で軽めに切り戻したのに、私の身長越えの伸び具合といい
どの枝からも蕾が上がっているのは、圧巻です。
ただ、蕾がいつもより小さ目なのは、肥料が少なかったのかもしれません。
【マイダスタッチ】は、微香とありますが、我が家のは中香くらい。いや、花数が多いから
香りが立つのかもしれませんね。
いわゆるバラらしい香りがします。
心配のピエールは、木酢液と牡蠣殻石灰を施しました。
株元から一番遠い枝には、新芽やシュートの勢いが見られるので、今しばらくは大丈夫そうです。
そのピエールの処置を探している中で、肥料や土壌のことをもっと知りたいと思うようになりました。
ネット検索でも色々調べられますが、仕事が休みの日に図書館に通っています。
図書館で勉強など、高校の時以来なので、ちょっと懐かしいような恥ずかしいような。
それでもテスト対策でない分、娘には申し訳ないのですが、気が楽です。
バラ栽培を始めて4年目の秋になりました。
この間、書籍に載っている病気や害虫との闘いがあり
開花を待つ辛抱する力を培い、美しく咲く姿に喜びと達成感を味わってきました。
会社なら、中堅の仲間入りでしょうが、バラ栽培では、ようやくスタートラインに立ったというところでしょうか。
そんな私にとって、今後を左右する出来事が起こりました。
大切なピエール・ド・ロンサールが、どうやら根頭癌腫に罹ったようです。
今春の開花後に不慮の事故で株が真っ二つに割れて、その時に負った傷から感染した可能性が高い...
その時は、割れた枝にはトップジンMペーストを塗ったのですが、何分、気が動転していたのもあり
根のほうはすっかり忘れてしまったのです。
株元に落ちた葉を片付けて、表面の土を少し掘り起こしてみたら、まさに根元に白くボコッとした瘤が二つも。
まさかまさかで、周りも掘ってみれば出てくること。
やはり割れた株の方だったので間違いないと思います。
(ああ、もうダメかも)
と、また気が動転しそうになりましたが、一先ず、瘤を取れるところまで切り取り
木酢液をかけておきました。
そして、急いでお湯を沸かし、使ったシャベルとカッターを煮沸消毒して
気持ちを落ち着かせるためにも、ネットで対処療法を探しました。
根頭癌腫に遭遇するのはこれで2回目ですが、あの瘤の見た目と、やはり完治は難しい病気とあり
動転どころか、滅入ってしまいそうです。
また、治療法に関しても、情報が色々ありすぎて何を行うか迷います。
こうなると、基本は守り(消毒など)つつ日頃の様子を見て、感を頼りながらやっていくしかないような気がします。
幸い、ピエールは強靭種のようなので、その力を落とさないように気を付けるのが大切でしょう。
今まで美しい姿を見せてくれていたのは、バラが持っていてくれた力のおかげで
その力を補うことこそ、バラ栽培の全て。
乗り越えるということが、今後の私の課題であり、自信につながると信じて頑張るしかありません。
先週から、心落ち着かぬ出来事があり、それをずっと引きずるのも嫌なので
子どもたちが学校の間の時間、庭仕事に勤しみました。
そのうちに、いつかにと放っておいた草むしりに始まり
裏庭の片づけ、バラの落葉拾いと、それだけでも1時間近くかかり
また、中腰の作業がほとんどだったので、足腰に軽い疲労感。
でも、土の感触が心地よく、気分が乗っていたのもあり、こちらも手付かずだったチューリップの植え付けを行いました。
木枠の樽型の鉢は8号サイズ。
球根の説明には、7~8個までとあるので、均等に7個を植えて、残りは別の鉢に。
他の方のブログでは、鉢いっぱいに植えてボリューム感を楽しむのもありましたが
少ないほうのは、芽が出たら他の花との寄せ植え用にしようと思います。
春ではなくて、今秋の庭の新顔
植え付け用に土を買いに行った際に、つい欲しくなったのは
ウィンターコスモス(ビデンス)。
可憐な姿に一目惚れです。
コスモスと名が付いてますが、コスモスではないのですよね。
おまけに一年草かと思ったら、多年草?それもかなりの強靭種だとか...
この手の花苗は、どうしたものか私の庭では、いつの間にか消えてしまうのですが、どうなるでしょう。
道に面したコーナーに植えて、一足早くハロウィンの置物も一緒に。
この置物は、100円均一店で購入したものですが、中にソケットが入っていて光るのです。
上から水をかけてしまうので、残念ながら光らせません。
心落ち着かぬ出来事の一つに、また(3度目ですが)娘が学校で怪我をしました。
やはり今回も、すぐに連絡が来ず、対応もずさんでした。
どうしていつもこうなんだろうと、悲しくなります。
もちろん、言うべきことは伝えたので、二度と同じことが起きないようお願いするしかありません。
「今日は降りそうにない!」
と、今朝の空の様子を確認して、目覚めの一服中の夫を急かしてHCへ行ってきました。
バラの肥料など2キロ越えのものが殆どですので、荷物持ちをお願いしました。
せっかくなので秋苗なども探してみたのですが、やはりまだ早いようで、欲しいものは見つからず。
溜息をついていたら、その時、何かが私を呼んでいるような...
視線を低いところから高いところへ移したら、チューリップの球根が棚に並んでいました。
数あるナーサリーから、昨年購入した同じものを見つけました。
ただ、今年は(あんなことがあったので)、鉢植えにて通りに面した所には置かずに管理しようと思います。
本当は、春の花の楽しみを、道行く人にも見て頂きたいのですが...
来年も縁起ものなので、致し方ありません。
帰宅後、バラの追肥やりと落ち葉を拾い集めていたら、聞きなれない重低音の羽音が近づいてきたので
ふと顔をあげたら、1メートルくらいの所に親指ほどの大きさのスズメバチ。
どうやら、バラの近くに植えているレモンの木に芋虫がいるのを知っているのでしょう。
私の片手には、蚊除けのために持っていたキンチョール。
いや、ここは一先ず退散でしょうと、すぐさまその場から離れました。
幸い、事前にキンチョールを撒いていたからか、芋虫も見つからなかったのか
スズメバチはすぐに居なくなったようです。
これからの季節は、蜂、とくにスズメバチの活動が高まるので、巣がなくても気を付けないといけませんね。
それにしても、怖かった!
ちなみに芋虫は、只今虫かごの中で飼育中です。
明日、球根を植え付けたかったのですが、どうやら雨が降りそうです。
小さな庭にも、秋の訪れを感じるようになりました。
小学一年生の息子が夏休み前に持ち帰ってきた朝顔は、すっかり種だらけ...と言いたいところですが
液肥を時々あげていた影響なのか、未だにつるが伸び、今日明日も咲きそうな蕾が沢山ついています。
同級生のお宅のは、すでに種の採取が終わっているものが殆どなので、変に目立ちそうです。
ポストの足元に植えていたポーチュラカも、良い具合に徒長してきたので
良さそうな茎だけ切って、日当たりの良いところに挿し芽にしました。
なので、通りに面したところが寂しい具合に。
HCに苗を探しに行きましたが、夏の苗のセールばかりで欲しいものがありませんでした。
唯一、千日紅(淡いピンク色の...ラスベガスとか書いてあったような)があったのですが
どれも残り物といった感がぬぐえず、日をずらしてまた探してみようと思います。
そういえば、7月に千日紅の種が売っていたけれど、もう売っていないよねと
種のコーナーに行ってみれば、そこは、晩秋に咲く花の種で溢れていました。
晩秋~冬と言えば、パンジーにビオラ。
苗では見かけない、ストロベリー~とか、可愛らしい花が咲くのがありました。
家には、捨てずに取っておいたポットがある!
ならば、種まきに挑戦してみようかなと、発芽率の高いのを数袋購入しました。
種まきからというのが、レベルが上がった気がして、気分も上がります。
でも、今週は雨が続きそうなので、一体いつ蒔いていいのか...
昨夜、BSで放送された「ターシャ・テューダさん生誕100年」を記念する番組を夫と観て
季節の花々が咲き誇るお庭にうっとり、広大な敷地に溜息をつくばかりでした。
そんな素晴らしいお庭も、ターシャさんに言わせると、草むしりが殆どの仕事だと。
小さな庭でブーブー文句言う自分が恥ずかしくなります。
HCで、ちょうどルドベキアの苗を見つけたのですが、小さな庭では背丈がありすぎて...
やっぱり広いお庭は、羨ましいかぎりです。
今夏も無事に、夫と息子二人が富山へ帰省してきました。
(私は、受験を控えた娘が連日塾の講習と、学校見学があったので、一緒にお留守番でした)
静寂の毎日。
なんだか非現実的で逆に落ち着かないので、猛暑の中、庭で草むしりをしたり
増殖したポーチュラカを移植したりして。
さすがに1時間が限度でしたが、家から喧嘩の声がして中断するのが殆どでしたので
とても充実した時間でした。
さて、その草むしりをしながら、いつも同じ草をむしっているのかと思っていたのですが
そんな余裕があったものですから、まじまじと観察してみたら、いつもの草もあれば
芽出したばかりの初めましての草も見かけ、はて、これはもしかしたら、雑草と呼ばれる草にも
四季があって、これを調べてみたら案外面白いのでは?と。
時間はいくらでもありますし、静寂の中の読書など、夢のようなひと時でしょう。
早速、本屋さんに。
ちょうど横浜へ出かけた日に、大きな書店にも寄って、面白そうな一冊を購入しました。
その本を片手に調べてみたら、既にだいぶむしった後ですが、葉が可愛らしいので残しておいたのが
「コミカンソウ」と「コニシキソウ」でした。
本の解説の通りコミカンソウには、小さな粒々があり、ちょっとした発見が嬉しくなりました。
今までは「ただの雑草」とひとくくりにしてむしっていたものが、こうして名前を知り
生態を調べると、それはそれで、バラたちとはまた違う愛着が湧いてくるのが
なんとも可笑しなものです。
でも、可笑しなもので済めばいいのですが、中には毒性を持つのもいるとのことで
珍しいからと、うっかり手を出さないよう、気を付けないといけないみたいですね。
名も知らなぬ小さな植物たちの世界に触れ、ちょっとした自由研究みたいです。
夏休みの子どもたちの喧騒から逃れるのに一番の場所、庭仕事ですが、連日の猛暑で
逆に居続けると命の危険になりかねないだけに、今年の夏は、ストレス解消の手立てが見つかりません。
早朝、夕方の僅かな時間で草むしりや、バラの見回りや落葉の片づけなどで精一杯です。
そんな中でも唯一の楽しみが、レモンの葉に居着く芋虫(ナミアゲハの幼虫たち)の観察です。
最初の頃の幼虫は虫かごで観察していますが、次から次へと産卵されて、気が付けば随分な数に増えていました。
勿論、自然のことなので、全部が終齢幼虫にはなりませんが(アシナガバチがやって来ます)
確認できる終齢のは3匹います。
それが無事でいるかどうかを見るのが、楽しみになっています。
やはり暑さが影響しているのか、今年のは少し小さいような気がします。
それでも、つつくと小さな触覚を出して威嚇する姿はいっちょまえで、においも臭い!
侮れません。
暑さが影響しているといえばもう一つ・・・カナヘビの姿をとんと見なくなりました。
日中、日向ぼっこを良くしているブロックの上の周辺を探すのですが、
この暑さですから、日向ぼっこどころか、熱せられたフライパンの上状態かもしれません。
にょろにょろ、小さいのから大きいのまで、夏の庭の風物詩なんですけどね。
元気なのは、やっぱり雑草ぐらいです。
↓下に幼虫の画像を載せます。
虫が苦手な方は、ご注意ください。
今年の夏も、ヤツがやって来た。
黒い背中に白のまだら模様を入れた憎いヤツ。
大きさからして、成虫になったばかりの若造とみたが
若いからこそ、食意地がはっているようで、今年でたシュートに食害の痕・・・
生憎こちらは「キャー」などと、可愛い声を上げて後ずさりするような齢ではありませんから
容赦なく捕まえて・・・です。
ピエール・ド・ロンサールの枝が充実してから、毎年必ず被害に遭っています。
大概は、枝を齧っているときに見つけることが多いのですが
昨年は、太いシュートに産卵されていて、枝が変色していたので気が付きました。
他にもバラはありますが、なぜかピエールだけが被害に遭います。
虫にも好みがあるのでしょうか。
あと、いつも小さな被害の間に気が付くのは、よく見ているのもあるでしょうが
もしかしたら、何かサインの様なものを発しているのでしょうか。
モンシロチョウに産卵された春キャベツのような・・・不思議です。
さて、表題のヤツ、ゴマダラカミキリですが、飛来してくるので防ぐのは難しいようですが
それでも手立てはないものでしょうか。
これだけの暑さの中だと、見張り番もなかなかの重労働です。