Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

レース状の葉

2015年06月16日 | 2015年の庭

バラの2番花も終わり、軽めの剪定と黒点病などの確認のため
先ずは地植えのバラから見ていくと・・・

見事なレース状になった葉を発見。
ああ、もしかしてと、そっと裏を返してみれば、薄黄緑色のあの幼虫たち。
はっと息を飲んで、袋を下に差し込んで、切り落としました。
そして、袋の上から(長靴で)これでもかと踏みつけて、仕舞いには殺虫剤もかけておきました。

それにしても、毎度見事な食跡です。
葉先のほうから、葉脈(支脈)を残してレース状にする技。
同じように葉を食害する芋虫たちの大きな穴だらけの食跡が、何とも雑に見えるばかりです。
と、感心している場合ではありません。
見つけた場所は、足元にワイルドストロベリーの株がある所なので
実を摘みに息子が刺されたら大変なので、入念に確認し、殺虫剤も万遍なくかけておきました。

2015年6月16日
マイダスタッチの葉、一枚にイラガの幼虫を発見。
ピエール・ド・ロンサールの葉には、今のところ食害の後ないし、幼虫は無し。


収穫できたジャガイモ

2015年06月10日 | 2015年の庭

まだ少し早い気がしましたが、南瓜の苗が侵入してきたので
ジャガイモを掘り起こしました。



食べられそうな大きさのは、これだけで、残りはビー玉くらいのが沢山。
南瓜の影響が少なさそうな場所に、もう一回埋めて様子見です。

このジャガイモは、カレーや煮物の時に剥いた皮を埋めたもので出来たものです。
捨ててしまうものから、まさかこんなに立派なお芋ができるとは!
さっそく今夜、蒸かして夕飯の一品に加えます。
一番大きいので、10センチ程です。

因みに、南瓜の苗も、捨ててしまう種を埋めて発芽させたものです。
今は、黄色の花が沢山咲いています。
これも実が成るのが楽しみです。


黄色のバラ

2015年06月10日 | 2015年の庭

マイダスタッチの2番花が満開です。

夫からのお詫びの気持ちとして、予てから欲しかったバラを購入しようと思うのですが
黄色のつるバラで、どっちにしようか悩んでいます。
王道のグラハムトーマスにしようか、ニューフェースのスターチェイサーにしようか・・・
色味、強靭さ、香りなどを優先すれば、グラハムしかありませんが
スターチェイサーの魅力も捨てがたい。
唯一気がかりなところは、微香らしいということですが・・・
香りのバラは、我が家には、弟君のバラと、三度迎えるお姉ちゃんのバラがあるので
まあ良いかなとも思ったり。
悩ましいところです。

今回、購入する予定のバラは、黄色のつるバラ、お姉ちゃんのバラ、あと気になる苗を検討中です。


割れた株元

2015年06月08日 | 2015年の庭

先日書いた、ピエール・ド・ロンサールの割れた株元です。

応急処置をしたのが夜だったので、翌朝に確認したところ、残念ながら
大丈夫かと思われた割れた片方の一つの枝が、どれも萎びれていて
ビニールテープを剝してみたところ、根元がぽろっと崩れ落ちてしまいました。
どうやら根っこが付いておらず、肝心の給水ができなかったようです。
こうなっては仕方がないので、そっちは泣く泣く諦めました。



こちらが、諦めた片方。
500円玉弱の太さの立派な枝が伸びていました。
2メートル以上に伸びたこの枝を鋸で切るとき、涙がこぼれ・・・
悲しいという以上に、ぽっかりと胸に穴が開いたような喪失感でいっぱいです。

今年も、沢山花を咲かせてくれてありがとう。



根っこが残っていたほうです。
いくら根っこが残っているとはいえ、この大きさで枝を支えるのは不安だったので、剪定をしました。
半分無くなったのと剪定で、すっかりピエールの景色は寂しいものになりました。
こちら側の枝から出たシュートは、万一に備え、挿し芽にしてみます。

呆然自失な気持ちもある中で、めそめそしないで、来季のために頑張らなくっちゃという、使命感にも似た感情も湧き上がっています。
そちらのほうの気持ちを奮い立たせて、残った方の回復のためにも頑張ります。


こうなった原因の主からは、謝罪の言葉と「欲しいバラ全部買ってください」という言葉も貰いましたので
今秋、欲しかったバラを購入します。


応急処置

2015年06月07日 | 2015年の庭

ピエール・ド・ロンサールの株元が真っ二つに割れてしまいました。
どうしてそうなったかは、今は原因は書けません。
ただ、相手を責めてもピエールは元に戻りませんし、一刻も早く治すことしか今は思いたくない、というのが正直な気持ちです。

ネットで株元が割れた場合の修復方法と検索しても
枝が折れた際の修復方法は何件かヒットしますが、株元が真っ二つというのは、滅多にあることではありません。
これだという方法は、色々とワードを替えても、今のところ見つかりませんでした。

状態を見ると割れた株元は、根は掘られていないので、ぐらつきはしますが、支えがあれば大丈夫そうな気がします。
枝の重みでこれ以上ダメージを受けないよう、折れた支柱を取り換え
誘引をし直し、割れた株元には、ビニールテープを巻いて裂け目が広がらないようにし、
また、根腐れが起きないように、断面にトップジンMペースト塗っておきました。
他の目立った被害は、何本かの太い枝(主枝)に裂け目があり、これもテープで補強して、トップジンを塗っておきました。
と、ここまでが今夜の応急処置です。

この状態でどこまで大丈夫かは、これからの数日間の葉や枝の状態を見て判断するしかありません。
萎びてきたり、明らかに枯れてきている状態になるようだったら、仕方がありませんが切るしかないでしょう。
また、今は大丈夫でも台風や暴風雨の心配もありますし、しばらくは心が休まりません。

今年も見事な花を咲かせてくれた大切なバラです。
どうか持ちこたえてくれますように。


偶然にも

2015年05月27日 | 2015年の庭

我が家のバラは一番花が終わり、2番花、3番花が上がるまでしばしの休息です。
今春は、予防薬が効いたようで、うどん粉病の発生は殆どなく、今のところどのバラも無事でおりました。
が。
また、やってしまいました・・・

今年増やしたバラ・アメリカの上に、なんと自転車を倒してしまい・・・
蕾が上がっていた枝2本をポキッと!!!
おまけに鉢も一部が割れて、ああもう、どうしていつもこう・・・私って!
いえ、私じゃないわ、バラの枝をかいくぐらないと入れない通路が悪いんだわ!
広い庭が欲しい!
鉢の置き場所に困らないような・・・
など、自分のそそっかしさを棚に上げて、現実逃避です。

恐る恐るアメリカの鉢を起こしてみたら、幸いなことに、ダメージを受けた2枝とも
完全に折れてはなく、ギリギリのところで主枝についておりました。
これって・・・
図書館で読んだうろ覚えの情報ですが、確かプロによる誘引のテクニックの一つに
わざと折って方向を導き出すのがあるとか・・・
もしかしたら、それに近い状態じゃないの?
ちょっとドキドキした気持ちで、メンディングテープで傷を受けた箇所を巻いて
こぼれた土を元に戻して、あとはもう、只管祈るだけです。

この出来事から2日経った今日、枝に上がっていた蕾が咲き始めてきました。
凄いぞバラ!
どうか、この調子で乗り越えておくれ。

次からは、自転車の置き場所には気を付けます。


写真撮影

2015年05月20日 | 2015年の庭

私の小さな庭の主役、ピエール・ド・ロンサールが散り始めてきました。
いよいよ、あの愛らしい姿も見納めかと思うと、この日まで頑張ってきた充実感とともに
寂しさを感じます。
一季咲のバラは、このあとは、殆ど葉っぱだけの状態になりますので
モチベーションをどこに持っていくか、熟練のロザリアンさんなら、既に来季の姿を見据えながら作業に励まれるのでしょうね。
神様、私にも未来を見通せる目を、お授けください。

数日前、ちょうどピークを迎えたピエールの傍に、怪しい人影を発見しました。
もしや!
レモンの木の陰から、恐る恐る近づくと・・・
初老の男性たちが、これまた立派な一眼レフで、近づく私に気が付くことなく
一心にピエールに向けてシャッターを切っているではありませんか!

いや、しかし!
花を撮っていると見せかけて、実は空き巣の下見なんてこともあると聞きますし
どのみち、このままにしてはおけないので、一声かけました。

***

結果、男性方は、カメラの愛好会(アマチュア)の方で、ちょうどそれぞれがテーマにしている
バラを探して、我が家のピエールに辿り着いたらしいです。
しかし、その経緯がというと、いつも通っている大船のフラワーセンターに行ってみるも
先日の台風による風雨で、随分とバラが傷んでしまっていたようです。
他のバラ園も同じようだったり、大丈夫でも見物客が多すぎて撮影が出来ず
途方に暮れていたところ、住まいの地域には、庭にバラを植えている家が多いという情報を得て
そして、我が家のピエールに・・・。

***

いや、良いのですけど、でも、やっぱり・・・
まあ、話してみて、そんなに悪い感じもしませんでしたし、声をかけたときも
最初にすみませんでしたと言って下さいましたし。
それでも、こういう経験はあまりないことなので、正直驚きました。
プロが持つような立派なカメラでしたし(ジェラルミン?のケースとか、久々に見ました)
コンテストだか、どこかに発表されるみたなので、もし賞でも受賞されたら、教えてもらえれば嬉しいです。
ああ、でもやっぱり先に一声掛けてもらいたかったです。

今日、横浜の友人たちと会うので、ピエールを切って持っていきました。
花の中心のピンク色は少し薄くなってきましたが、ボリュームは今が一番。
みな、喜んでくれました。
友人の一人から、

「どうしてバラを植えようと思ったの?」

と聞かれ・・・
即答はできず、どうしてなのかなと考えると、一番に思い浮かんだのは
家を建てるときによく見ていた写真集に、建てたい家の庭には、必ずバラがあったからでしょうか。
すみません、形から入る方なんです。
その中でも、つるバラが見せる景色によって、家が完成するというのでしょうか、
漠然としたものですが、家→庭→車→犬、これが揃うことで完成するような気がしたのです。
実際の我が家は、最後の犬の代わりにウサギですけれど。
(ピエールを選んだのは、ある本の中でピエールを紹介するページがあり、そこで「ときめいた」からです)

帰りの電車の中で、なぜこんなに園芸、特にバラに熱心になったのか考えていたのですが
気が付いたことは、庭が人の目にとまるからではと思いました。
今まで趣味はいくつか持っていますが、その中でも手芸は特に好きで、でも、そのほとんどが自家用です。
子供のスクールバックなども作りますが、あまり人の目に触れない、とまらないものです。
しかし庭は、道行く人の目にとまり、時には、嬉しい言葉をかけてもらうこともあります。
自己実現というのでしょうか、私は無意識にそれらを感じていたのでしょう。
達成感、満足感もそうです。

そんなこんなで写真撮影に関しては、私の中で、まだ人から、そこまで認められていると思っていなかったので
ちょっと躊躇したのもあります。


ピエールも終盤へ

2015年05月17日 | 2015年の庭

5月も半ば。
小さな庭のバラの大半は、今週がピークのようです。

では、駆け足で散ってしまう前に、2015年春の開花をまとめて・・・



やや小振りながらも、沢山の蕾を付けたピエール・ド・ロンサール。
暑い日が続いていましたが、花持ちは良かったようです。
しかし、だんだんと中心のピンク色が褪せはじめてきました。
我が家では、春しか咲かないのは、このピエールだけですので、この姿を見られるのは、また来年のお楽しみです。



少し上向きに咲く一輪。
凛とした美しさを感じます。



幾重にも重なる花びらのボリューム!
ここから咲開くまで、また少し時間がかかるので、花持ちが良いように感じるのでしょうか。




今春購入したアメリカ(つるバラ)も、開花しはじめました。
サーモン系の赤と札にはありますが、もう少しピンク色が強いように感じます。
香りは、思ったほど香りません。
(この枝には、7つの蕾が上がっていて、この写真で見ると、まるで千手観音のようです)



ピエールが植わっている場所には、レモンの木もあります。
写真を撮っていたら、聞きなれぬ羽音がして、そちらに目をやると
満開のレモンの花の中で、ミツバチと思わしきものが戯れていました。




このレモンの花のおかげで、あまり香りがしないピエールの周りが良い香りで満たされています。
道行く人の中には、立ち止まって
「このバラ、良い香りね~」
と、声をかけてくださる方も・・・
訂正するのも無粋かと思い、ただただ「ありがとうございます。」と、お礼を申し上げています。


最後に茶々丸です。
すっかり元気です。



嵐が過ぎて

2015年05月13日 | 2015年の庭

5月に入って、まさか台風が来るとは。
最小の被害で済ませられるよう、満開になったピエールは蕾以外は切りました。
飾りきれない分は、大急ぎで知り合いの家にお願いしたり、誘引を直したり
それでも昨夜は心配でした。
あまり熟睡できなかった中、朝、グラグラっと横揺れ・・・
岩手で震度5強の地震があったようです。
この大雨のでの地盤のゆるみも心配されるので、どうか大きな被害が出ませんよう祈るばかりです。

嵐の後の庭は、鉢は予め倒して置いたので、シュートも蕾も被害はありませんでした。
ピエールのほうも、一本だけ古枝が折れただけで済みました。
5分咲や、これからの蕾には目立った被害はありません。
まだ少し花を楽しめそうです。

庭の掃除をしていたら、背後から急に
「写真を撮ってもいいですか?」と。
やだ、お化粧してないんですけど・・・!?

案の定、ピエールの写真でした。


やっぱり美しい

2015年05月10日 | 2015年の庭

ピエール・ド・ロンサールが、ほぼ満開となりました。
今年は、春の寒の戻りと長雨で思いの外、花が小さめ・・・もしかしたら肥料不足もあるかも・・・ですが
美しさは変わらず、庭に出てはうっとり、何度眺めても見飽きません。



真ん中の濃いピンク色が遠くからでも目立ち、この一角は華やかな雰囲気です。
ご近所の方からも、今年も見事ですねと褒めて頂いています。
早速、ご近所のお婆ちゃんのところへ、少しですが切って持っていきました。
毎年、楽しみにしていてくださる方のお一人です。
そして、富山のお母さんへも、今朝咲きたてを切り、他にもお兄ちゃんのバラなども一緒にアレンジして
送りました。
遅れてしまいましたが、母の日のプレゼントです。



お兄ちゃんのバラも咲き始めてきました。
今春の状況でも、枝の伸びが良く、沢山の蕾が上がっています。

咲き誇るバラの美しさには、日々の苦労も忘れてしまうほどです。
バラが咲いている間は、そんなに用もないのに、何度も庭に出ては眺めてしまいます。
一番幸せな時間なのかもしれませんね。