バラの2番花も終わり、軽めの剪定と黒点病などの確認のため
先ずは地植えのバラから見ていくと・・・
見事なレース状になった葉を発見。
ああ、もしかしてと、そっと裏を返してみれば、薄黄緑色のあの幼虫たち。
はっと息を飲んで、袋を下に差し込んで、切り落としました。
そして、袋の上から(長靴で)これでもかと踏みつけて、仕舞いには殺虫剤もかけておきました。
それにしても、毎度見事な食跡です。
葉先のほうから、葉脈(支脈)を残してレース状にする技。
同じように葉を食害する芋虫たちの大きな穴だらけの食跡が、何とも雑に見えるばかりです。
と、感心している場合ではありません。
見つけた場所は、足元にワイルドストロベリーの株がある所なので
実を摘みに息子が刺されたら大変なので、入念に確認し、殺虫剤も万遍なくかけておきました。
2015年6月16日
マイダスタッチの葉、一枚にイラガの幼虫を発見。
ピエール・ド・ロンサールの葉には、今のところ食害の後ないし、幼虫は無し。
まだ少し早い気がしましたが、南瓜の苗が侵入してきたので
ジャガイモを掘り起こしました。
食べられそうな大きさのは、これだけで、残りはビー玉くらいのが沢山。
南瓜の影響が少なさそうな場所に、もう一回埋めて様子見です。
このジャガイモは、カレーや煮物の時に剥いた皮を埋めたもので出来たものです。
捨ててしまうものから、まさかこんなに立派なお芋ができるとは!
さっそく今夜、蒸かして夕飯の一品に加えます。
一番大きいので、10センチ程です。
因みに、南瓜の苗も、捨ててしまう種を埋めて発芽させたものです。
今は、黄色の花が沢山咲いています。
これも実が成るのが楽しみです。
マイダスタッチの2番花が満開です。
夫からのお詫びの気持ちとして、予てから欲しかったバラを購入しようと思うのですが
黄色のつるバラで、どっちにしようか悩んでいます。
王道のグラハムトーマスにしようか、ニューフェースのスターチェイサーにしようか・・・
色味、強靭さ、香りなどを優先すれば、グラハムしかありませんが
スターチェイサーの魅力も捨てがたい。
唯一気がかりなところは、微香らしいということですが・・・
香りのバラは、我が家には、弟君のバラと、三度迎えるお姉ちゃんのバラがあるので
まあ良いかなとも思ったり。
悩ましいところです。
今回、購入する予定のバラは、黄色のつるバラ、お姉ちゃんのバラ、あと気になる苗を検討中です。
先日書いた、ピエール・ド・ロンサールの割れた株元です。
応急処置をしたのが夜だったので、翌朝に確認したところ、残念ながら
大丈夫かと思われた割れた片方の一つの枝が、どれも萎びれていて
ビニールテープを剝してみたところ、根元がぽろっと崩れ落ちてしまいました。
どうやら根っこが付いておらず、肝心の給水ができなかったようです。
こうなっては仕方がないので、そっちは泣く泣く諦めました。
こちらが、諦めた片方。
500円玉弱の太さの立派な枝が伸びていました。
2メートル以上に伸びたこの枝を鋸で切るとき、涙がこぼれ・・・
悲しいという以上に、ぽっかりと胸に穴が開いたような喪失感でいっぱいです。
今年も、沢山花を咲かせてくれてありがとう。
根っこが残っていたほうです。
いくら根っこが残っているとはいえ、この大きさで枝を支えるのは不安だったので、剪定をしました。
半分無くなったのと剪定で、すっかりピエールの景色は寂しいものになりました。
こちら側の枝から出たシュートは、万一に備え、挿し芽にしてみます。
呆然自失な気持ちもある中で、めそめそしないで、来季のために頑張らなくっちゃという、使命感にも似た感情も湧き上がっています。
そちらのほうの気持ちを奮い立たせて、残った方の回復のためにも頑張ります。
こうなった原因の主からは、謝罪の言葉と「欲しいバラ全部買ってください」という言葉も貰いましたので
今秋、欲しかったバラを購入します。
ピエール・ド・ロンサールの株元が真っ二つに割れてしまいました。
どうしてそうなったかは、今は原因は書けません。
ただ、相手を責めてもピエールは元に戻りませんし、一刻も早く治すことしか今は思いたくない、というのが正直な気持ちです。
ネットで株元が割れた場合の修復方法と検索しても
枝が折れた際の修復方法は何件かヒットしますが、株元が真っ二つというのは、滅多にあることではありません。
これだという方法は、色々とワードを替えても、今のところ見つかりませんでした。
状態を見ると割れた株元は、根は掘られていないので、ぐらつきはしますが、支えがあれば大丈夫そうな気がします。
枝の重みでこれ以上ダメージを受けないよう、折れた支柱を取り換え
誘引をし直し、割れた株元には、ビニールテープを巻いて裂け目が広がらないようにし、
また、根腐れが起きないように、断面にトップジンMペースト塗っておきました。
他の目立った被害は、何本かの太い枝(主枝)に裂け目があり、これもテープで補強して、トップジンを塗っておきました。
と、ここまでが今夜の応急処置です。
この状態でどこまで大丈夫かは、これからの数日間の葉や枝の状態を見て判断するしかありません。
萎びてきたり、明らかに枯れてきている状態になるようだったら、仕方がありませんが切るしかないでしょう。
また、今は大丈夫でも台風や暴風雨の心配もありますし、しばらくは心が休まりません。
今年も見事な花を咲かせてくれた大切なバラです。
どうか持ちこたえてくれますように。
我が家のバラは一番花が終わり、2番花、3番花が上がるまでしばしの休息です。
今春は、予防薬が効いたようで、うどん粉病の発生は殆どなく、今のところどのバラも無事でおりました。
が。
また、やってしまいました・・・
今年増やしたバラ・アメリカの上に、なんと自転車を倒してしまい・・・
蕾が上がっていた枝2本をポキッと!!!
おまけに鉢も一部が割れて、ああもう、どうしていつもこう・・・私って!
いえ、私じゃないわ、バラの枝をかいくぐらないと入れない通路が悪いんだわ!
広い庭が欲しい!
鉢の置き場所に困らないような・・・
など、自分のそそっかしさを棚に上げて、現実逃避です。
恐る恐るアメリカの鉢を起こしてみたら、幸いなことに、ダメージを受けた2枝とも
完全に折れてはなく、ギリギリのところで主枝についておりました。
これって・・・
図書館で読んだうろ覚えの情報ですが、確かプロによる誘引のテクニックの一つに
わざと折って方向を導き出すのがあるとか・・・
もしかしたら、それに近い状態じゃないの?
ちょっとドキドキした気持ちで、メンディングテープで傷を受けた箇所を巻いて
こぼれた土を元に戻して、あとはもう、只管祈るだけです。
この出来事から2日経った今日、枝に上がっていた蕾が咲き始めてきました。
凄いぞバラ!
どうか、この調子で乗り越えておくれ。
次からは、自転車の置き場所には気を付けます。
私の小さな庭の主役、ピエール・ド・ロンサールが散り始めてきました。
いよいよ、あの愛らしい姿も見納めかと思うと、この日まで頑張ってきた充実感とともに
寂しさを感じます。
一季咲のバラは、このあとは、殆ど葉っぱだけの状態になりますので
モチベーションをどこに持っていくか、熟練のロザリアンさんなら、既に来季の姿を見据えながら作業に励まれるのでしょうね。
神様、私にも未来を見通せる目を、お授けください。
数日前、ちょうどピークを迎えたピエールの傍に、怪しい人影を発見しました。
もしや!
レモンの木の陰から、恐る恐る近づくと・・・
初老の男性たちが、これまた立派な一眼レフで、近づく私に気が付くことなく
一心にピエールに向けてシャッターを切っているではありませんか!
いや、しかし!
花を撮っていると見せかけて、実は空き巣の下見なんてこともあると聞きますし
どのみち、このままにしてはおけないので、一声かけました。
***
結果、男性方は、カメラの愛好会(アマチュア)の方で、ちょうどそれぞれがテーマにしている
バラを探して、我が家のピエールに辿り着いたらしいです。
しかし、その経緯がというと、いつも通っている大船のフラワーセンターに行ってみるも
先日の台風による風雨で、随分とバラが傷んでしまっていたようです。
他のバラ園も同じようだったり、大丈夫でも見物客が多すぎて撮影が出来ず
途方に暮れていたところ、住まいの地域には、庭にバラを植えている家が多いという情報を得て
そして、我が家のピエールに・・・。
***
いや、良いのですけど、でも、やっぱり・・・
まあ、話してみて、そんなに悪い感じもしませんでしたし、声をかけたときも
最初にすみませんでしたと言って下さいましたし。
それでも、こういう経験はあまりないことなので、正直驚きました。
プロが持つような立派なカメラでしたし(ジェラルミン?のケースとか、久々に見ました)
コンテストだか、どこかに発表されるみたなので、もし賞でも受賞されたら、教えてもらえれば嬉しいです。
ああ、でもやっぱり先に一声掛けてもらいたかったです。
今日、横浜の友人たちと会うので、ピエールを切って持っていきました。
花の中心のピンク色は少し薄くなってきましたが、ボリュームは今が一番。
みな、喜んでくれました。
友人の一人から、
「どうしてバラを植えようと思ったの?」
と聞かれ・・・
即答はできず、どうしてなのかなと考えると、一番に思い浮かんだのは
家を建てるときによく見ていた写真集に、建てたい家の庭には、必ずバラがあったからでしょうか。
すみません、形から入る方なんです。
その中でも、つるバラが見せる景色によって、家が完成するというのでしょうか、
漠然としたものですが、家→庭→車→犬、これが揃うことで完成するような気がしたのです。
実際の我が家は、最後の犬の代わりにウサギですけれど。
(ピエールを選んだのは、ある本の中でピエールを紹介するページがあり、そこで「ときめいた」からです)
帰りの電車の中で、なぜこんなに園芸、特にバラに熱心になったのか考えていたのですが
気が付いたことは、庭が人の目にとまるからではと思いました。
今まで趣味はいくつか持っていますが、その中でも手芸は特に好きで、でも、そのほとんどが自家用です。
子供のスクールバックなども作りますが、あまり人の目に触れない、とまらないものです。
しかし庭は、道行く人の目にとまり、時には、嬉しい言葉をかけてもらうこともあります。
自己実現というのでしょうか、私は無意識にそれらを感じていたのでしょう。
達成感、満足感もそうです。
そんなこんなで写真撮影に関しては、私の中で、まだ人から、そこまで認められていると思っていなかったので
ちょっと躊躇したのもあります。
5月も半ば。
小さな庭のバラの大半は、今週がピークのようです。
では、駆け足で散ってしまう前に、2015年春の開花をまとめて・・・
やや小振りながらも、沢山の蕾を付けたピエール・ド・ロンサール。
暑い日が続いていましたが、花持ちは良かったようです。
しかし、だんだんと中心のピンク色が褪せはじめてきました。
我が家では、春しか咲かないのは、このピエールだけですので、この姿を見られるのは、また来年のお楽しみです。
少し上向きに咲く一輪。
凛とした美しさを感じます。
幾重にも重なる花びらのボリューム!
ここから咲開くまで、また少し時間がかかるので、花持ちが良いように感じるのでしょうか。
今春購入したアメリカ(つるバラ)も、開花しはじめました。
サーモン系の赤と札にはありますが、もう少しピンク色が強いように感じます。
香りは、思ったほど香りません。
(この枝には、7つの蕾が上がっていて、この写真で見ると、まるで千手観音のようです)
ピエールが植わっている場所には、レモンの木もあります。
写真を撮っていたら、聞きなれぬ羽音がして、そちらに目をやると
満開のレモンの花の中で、ミツバチと思わしきものが戯れていました。
このレモンの花のおかげで、あまり香りがしないピエールの周りが良い香りで満たされています。
道行く人の中には、立ち止まって
「このバラ、良い香りね~」
と、声をかけてくださる方も・・・
訂正するのも無粋かと思い、ただただ「ありがとうございます。」と、お礼を申し上げています。
最後に茶々丸です。
すっかり元気です。
5月に入って、まさか台風が来るとは。
最小の被害で済ませられるよう、満開になったピエールは蕾以外は切りました。
飾りきれない分は、大急ぎで知り合いの家にお願いしたり、誘引を直したり
それでも昨夜は心配でした。
あまり熟睡できなかった中、朝、グラグラっと横揺れ・・・
岩手で震度5強の地震があったようです。
この大雨のでの地盤のゆるみも心配されるので、どうか大きな被害が出ませんよう祈るばかりです。
嵐の後の庭は、鉢は予め倒して置いたので、シュートも蕾も被害はありませんでした。
ピエールのほうも、一本だけ古枝が折れただけで済みました。
5分咲や、これからの蕾には目立った被害はありません。
まだ少し花を楽しめそうです。
庭の掃除をしていたら、背後から急に
「写真を撮ってもいいですか?」と。
やだ、お化粧してないんですけど・・・!?
案の定、ピエールの写真でした。
ピエール・ド・ロンサールが、ほぼ満開となりました。
今年は、春の寒の戻りと長雨で思いの外、花が小さめ・・・もしかしたら肥料不足もあるかも・・・ですが
美しさは変わらず、庭に出てはうっとり、何度眺めても見飽きません。
真ん中の濃いピンク色が遠くからでも目立ち、この一角は華やかな雰囲気です。
ご近所の方からも、今年も見事ですねと褒めて頂いています。
早速、ご近所のお婆ちゃんのところへ、少しですが切って持っていきました。
毎年、楽しみにしていてくださる方のお一人です。
そして、富山のお母さんへも、今朝咲きたてを切り、他にもお兄ちゃんのバラなども一緒にアレンジして
送りました。
遅れてしまいましたが、母の日のプレゼントです。
お兄ちゃんのバラも咲き始めてきました。
今春の状況でも、枝の伸びが良く、沢山の蕾が上がっています。
咲き誇るバラの美しさには、日々の苦労も忘れてしまうほどです。
バラが咲いている間は、そんなに用もないのに、何度も庭に出ては眺めてしまいます。
一番幸せな時間なのかもしれませんね。