Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

折れました

2013年10月16日 | 家作り

10年に一度の大型台風の襲来。

昨夜は、過去の被害によるトラウマから一睡もできず、
もの凄い音の風が吹くたびに
地植えのバラは大丈夫か、車に物が当たっていないか...
気が気でない一晩でした。

明けて、すぐに庭を見に行ってみたら
案の定、ピエールの枝の何本かは折れたり、根元からグニャとなっていたり
他の地植えのバラも、株元から横たわっていました。

私の心も折れました。

深く差した支柱など、地面に出た部分から曲がり、
もはや支柱の意味なしです。

地植えの秋バラは、諦めました。

唯一の救い、避難させた鉢バラ...
隣家のゴミ箱が、またしても飛んできていました。
まったく、なんで台風が来るのが分かっていて、外に出しておくのかな。
頭にきたので、今日はそのままにして様子をみていたら(物陰から)
こちらの気配がなくなったと思ったようで、
こっそり片付けていました。
ええ、もちろん軽く咳払いをしておきましたよ。
これで、また外に出していた暁には、隠しておいても良いでしょうか。

で、鉢バラは、枝には当たらなかったようで
細い枝だけ、残念ながら折れた程度で済みました。

それでも、せっかくの蕾たちが...
やはり心が折れました。

午前中は、バラの処置、片付け、外壁の水洗い&クロチャンもと
一睡もしていない身には、さすがに堪えます。
おまけに今日も秋休み。
子供部屋から、玩具を巡っての言い合う声が聞えます。

ああ、3度目の...これ以上は心臓が止まるかと思われます。
やれやれ。


増やしたくても・・・

2013年10月08日 | 家作り

増やせないもの。
貯金かな...失礼、現実すぎでした。

私の小さな庭の話です。
四季咲きのバラは、徐々に蕾が膨らみ始めて
週末、もしかしたら今日の暑さで、数日以内に開花するかもしれません。
待ちに待った、バラ・シーズン2の始まりです。

で、冒頭の増やせないものといえば...
バラでしょう。
これ以上はもう無理!
(先ずは予算。そして、置き場所の無さ。ついで体力...体重は増える一方ですが)

のくせして、秋の夜長は、園芸店のカタログを捲っては
あれこれ、妄想注文をしています。

これ以上は増やすまいと思っていても、
新作のバラの誘惑や、往年のバラの魅力を振りほどくのは
なかなかの試練です。いえ、修行です。
まさに茨の道、といったところでしょうか。

正直、今欲しいバラは、ダブルデライト。
赤と白のコントラストが美しいバラです。
それもツル・ダブルデライト。
玄関の傍にアーチを作って、そこに這わせたら
白い外壁と相まって、きっと美しいだろうなと。
いや、ツルバラなら、黄色のバラでも良いかもと。
夢を見ればキリがありません。

現実に戻って、今日は、日中の僅かな時間ですが
バラの手入れを行いました。
日照時間や日当たりが変わってきたので
鉢の場所を換えたり、新芽の成長を確認したり
僅かな時間でも、好きなことをして随分と気分転換になりました。
小奇麗になったバラエリアは、憩いの空間です。
何をするでもなく、その場でたたずむも良し
窓から眺めるのも良しと、

増やしたくても増やせない、休日という名の贅沢。
土日は野球にとられ、平日はパートと
息つく間もないようなこの頃。
貴重な休みも、今秋半ばからの子供たちの秋休みに
押しつぶされてしまうことでしょう。

お休み...欲しいな...。


肉刺

2013年09月19日 | 家作り

先日の台風で、私の小さな庭のバラたちは
シュートが折れたり、
塩害で、葉は残念な状態になってしまいました。

今日は、そんな枝の一部を、泣く泣く剪定。
せっかくの新芽も台無しです。
土壌も、追肥をしたばかりなのに、改良しないと
病気や生育不良の原因になりますので
せっせと肥料を鋤きこんで、気が付いたら手には沢山の肉刺(まめ)が。

既につぶれてしまったのもあり、小さな痛みが走ります。
そんな手を見て、子供たち、特に一番下の弟君は

「お母さんの手、早く良くなるといいね」

優しい言葉をかけてくれました。


肉刺。
漢字ではこう書くのですね。
確かに、皮膚に刺すような痛みを感じます。
子供の頃は、よく鉄棒や吊り輪の練習をして
作っていましたが、大人になると、そうそうに作ることは無いかと思います。
なので今、自分の手に出来ているのが、ちょっと不思議な感じです。

一仕事を終えて、ほっとしているのも束の間。
また台風が発生したようです。
一昔前の台風と違い、ゲリラ豪雨やスパーセルなど
只ならぬ被害を及ぼす近年の台風。
どうか、これ以上の被害が出ませんようにと、願う事しかできません。


イラガの襲来

2013年09月01日 | 家作り

長月。
涼やかな夜を過ごす楽しみのある月ですが
なんとも今夜も熱帯夜。
クーラーは、まだ暫くは止められません。
風情な虫の声も、今はなんとも恨めしい。

さて、熱風のせいで庭仕事が、何かの罰ゲームにしか思えなくて
暫く遠ざかっておりました。
いえ、気にはかかっていたのですが、なにしろ、幼稚園の夏期保育が始まり
慌しい事この上ない一週間を過ごしていたのです。
少し日差しが和らいだ時間に、花がら摘みに出てみましたら
なんとも嫌な予感。

それは、レース状に透けた葉。

ああ、もしかして。
気をつけてその葉を裏返して見たら、案の定、小さな小さな悪魔が
一生懸命貪りつくしている最中でした。

そーっと気をつけてレジ袋に、その葉を根元から切り落としました。
で、上からこれでもかと踏みつけて、きっとご近所の方には
さぞ不思議な、いえ、もしかしたら訝しげに見えたことでしょう。
でも、刺されずに始末するにはこうするしかない。

まさか、その葉だけなんてことはないだろうと
ガーデーナーの血が騒ぎます。
そうこうして、怪しげな葉をまたそーっと見れば
ああ、ここにも、ここにもと、大当たり。
宝くじは当たらないのに、こういうものは当たるのね。

一番被害が多かったのは、バラ・マイダスタッチ。
強靭種のバラで、あまり虫が付かないように思うのですが
昨年も、第一被害はここでした。
どうやらイラガには、気に入られているようです。

ところが今年は、同じようにピエールの葉にも被害があり
マイダスに比べれば被害は少なくても
昨年は無かったことなので、正直ショックです。
これも、夏休みの憂さを晴らすのも兼ねて、思いっきり踏みつけました。

そんな地団駄を踏んでいましたら、
ご近所の奥様のお庭でも、大量発生したらしく
勿体無いと呟きつつ、枝ごと処分するはめになったと聞きました。
それにしても、こんな熱風、高温注意報が発令される最中
ヤツラは何ともないのでしょうか。
いえ、もしかしたら、これだけの被害の多さには
この高温、猛暑が影響しているのかもしれません。
梅雨も空梅雨でしたしね。

とりあえず、今朝の段階では
我が家の卵・幼虫は駆逐したと思いますが
いやいや、油断できません。
これからは暑いのに、長袖が欠かせないと、なんともまた
命がけなことでしょうか。
バラにとっては、これからがまた、お世話時なので不精はできませんし
本当に、庭仕事・庭作りとは精進、修行ですね。

ちなみに昨年は、ヤツラの正体が分からず
触りはしなかったものの、切った葉をピンセットでつまんで捨てに行っていました。
(孵化する前のもの)
イラガは卵にも毒があるそうですね。
今思うと、なんと恐ろしい事をしていたことか。

ただ、不謹慎かもしれませんが
食害されたレース状の葉には、見とれてしまいます。
毒をもった醜い姿のものが作り出す、美。

そういうものを感じながらも、やはり私は、見つけたら踏み潰すことでしょう。
美しいバラを咲かせるために。

追伸
最終幼虫のイラガの顔(威嚇模様)は
まるで使徒そっくりです。


秋バラへの期待

2013年08月28日 | 家作り

先週の雨が、秋を連れてきてくれたようです。
気温はまだ高いのですが、僅かに秋の涼しい風を感じます。
8月最終週、夏休みもおしまいです。

幾分か過ごしやすくなってきたので
そろそろ四季咲きバラの剪定をしようか...
しかし、暑さが引いたのと同時に、今度はやぶ蚊の襲来に悩まされています。
庭仕事には、なんとも敵が多いことでしょうか。
それでも、秋ならではの色合いを愛でたくて
頑張って戦ってきました。

我が家のバラで、夏の選定を施すのは4種。
どのバラも、この暑さに萎びず、盛夏も沢山の蕾をつけていました。
摘蕾するのが可哀想、申し訳ないほどでしたが
ここはぐっと我慢。
そして、ちょうど良い高さの辺りを見計らって
ばっさりチョッキン。

そのたびに、夫から溜息と非難とも取れる声が上がるのです。
どうやら、剪定に関しては
夫が一番の敵かもしれません。

切った枝を片付けていたら、先に付いた蕾から何やら
モゾモゾと動き出すものが。
エダシャク?ヨトウムシ?
ともかく、引越しをさせてなるものかと
大急ぎで袋の口を縛りました。

例年以上に暑かった今夏。
実は元気がとりえの私ですが、軽い熱中症にかかったりで
いつもより辛い夏になりました。
しかし、炎天下の中、アスファルトの照り返し熱にもさらされた
バラたちは一生懸命蕾をつけて、新芽を伸ばす生命力は
凄いの一言です。

さて、秋の開花は10月初め頃でしょうか。
夏場の世話や、剪定が上手くいってますように...


ハンター

2013年08月07日 | 家作り

数日留守にするので、今日はこの暑さの中
せっせと草取りに励みました。
抜いても抜いても...
一体どこから生えてくるのやら。
キリがありません。
でも、綺麗にしておかないとね、防犯のためにも。

空き巣対策だけではなく、留守中に心配なことがもうひとつ。
害虫たちの繁栄です。
こちらも、退治しても退治してもキリがない。
本当に、どこからやってくるのやら。
先日、随分と駆逐したはずの、キアゲハの幼虫たち。
本日、まさかと思いつつパセリ畑を見ると
ああ、またしても最終形態手前の大きいのが3匹。
どこで見逃したのやら。
もちろん、プラパックにあえなく捕獲。
シオヤアブか、アシナガのご馳走になったことでしょう。

バラは、ピエールの新芽がすこぶる展開中ですが
やはり、深夜に来ているのでしょう、コガネムシの食害が目立ちます。
こちらは、キンチョールをして、まあ、気休め程度ですがバリアを張っておきます。

庭に住み着いているトカゲの親子(一匹だったのが、いつの間にか卵が孵ったよう)や
アシタカグモ、スズメの夫婦が留守の番をしてくれれば良いけれど。
本来のハンターに命運を託します。


ユートピア

2013年08月01日 | 家作り

この夏、といいますか、今春先から
レモンの木に蝶の卵を見かけず、何でだろう...春先は寒かったからかなと
訝しがっていました。

ようやく今、ヒラヒラと蝶の舞う姿を見るようになっても
葉には卵がついていない。
農薬は使っていないので、よほど、今年のレモンは美味しくないのだろうという
結果に結び付けようと思ったその時。

緑と黒の斑点模様の美しい、丸々と太ったソレと目が合っちゃった。

なんと、レモンの木から離れた場所に植えた、パセリに
ヤツラは今年陣を取っていたのです。
それから、レモンミントにも。
何だか今年は葉付きが悪いなと思っていたのは
食害されていたのでした。

さて、パセリ。
付け合せのそれが苦手で、残す人もいるというのに
虫には苦手な味ではないのかしら?
それも本当に、凄い食欲。
ムシャムシャどころじゃなく、バリバリというのが似合うぐらい。
おかげで、見るも無残な茎だけのが、まるで地面に突き刺さっているかのような状態。
まあ、いいけど。
お弁当のない今。
私しか食べるのがいないし、それに成長著しいパセリは
あちこちに芽を出しているから。

とはいえ、見つけてしまった以上、放っておくわけにはいかず
仕方なく捕獲。
いつもの豆腐パックに放ちました。
それから1時間もしないうちに、ハンターアシナガに
さらわれていったのは、言うまでもありません。

植栽を始めた2年前と比べて、種類や量が増えてきたのもあって
虫たちには、より生存率の高い場所に移るようになったのでしょう。
本能とは生き抜く術だと、実感しました。
そして、庭仕事とは、手抜きしないことだとも痛感しました。

明日も、虫たちのユートピアを探し出すのですが、
これってなんか、進撃みたいじゃない?
食べないけどね、私は。

追伸。
梅雨時から見かけるトカゲ。
いつもパセリの菜園近くで見かけていました。
彼(彼女?)は知っていたのね。
さすがだわ...


へそ曲がり

2013年07月28日 | 家作り

そんなに機嫌を損ねなくても...

え?思い当たることって

あの子ばっかり可愛がること?

期待に応えないから?

そりゃね...こちらだって、手間隙かけてお金もかけていたら
それなりの見返りを求めますよ。
なのにあなた、いっこうに成果を出さないじゃない!

他の子ばかり?
しょうがないじゃない。
でも、そもそも、あなたと他の子じゃあ、役割が違うでしょ。
同じにって思うこと自体、間違いなのよ!

この、身の程知らず!

曲げるなら伸びきったその体を、まっすぐにしてから言いなさい。


          

              

家計の助けにと植えたキュウリ苗。
肥料ばっかり食うくせに、実をつけない。
やっと生ったと思ったら、こんな形ばっかり。
まあね、食べる分には問題ないけれど
食べられる部分が少ないじゃないの。
形はいいから、もっと生ってくれないと、お姉ちゃんとケンカするのよ。

ミニトマトは鈴生りなのにね~。

そんな独り言をブツブツ言いながら、朝の水遣りをしている私。


環境

2013年06月10日 | 家作り

梅雨時の天気のせいでしょうか、大切に育てているバラのうち
一番下の息子の成長を願って植えたバラが、うどん粉病を発症しています。
今のところ、薬の効果と、見つけ次第葉を摘み取っているのもあって
初期症状で収まっています。

この薬。
HCで専門のスタッフさんにお聞きし、また本に載っているのやら
ネットでも検索して、「効く」というのを購入したのですが
いかんせん、臭いがきついのです。
せっかくの香りのバラが台無しです。
しかし、説明書どおりに希釈し、回数も守っているのですが
どういうわけか、あまり目に見える効果がありません。
使用して、もう4週間ほどになりますが、どうしてなのか...

疑心暗鬼、半ば諦めモードで、仕方なく臭いにも我慢していたのですが、ふと

(これって、もしかしたら環境が影響してるのでは)

と、思うようになりました。

というのも、今鉢を置いている場所が、必ずしも日当たりの良い場所ではないのと
昨秋に使った土にも、何かしらの原因があるような気がしてなりません。

おなじ袋の土を使ったバラは、今のところすこぶる生長なので
必ずしもそうとはいえませんが、でも、このバラには合っていないのかも。

そう思うと、これも子育てに通じるところがあるような気がして...

病気になる原因をよくよく突き詰めて、それを根っこから治さない限り
強い薬剤を使っても、結果として余計に悪くするだけなのでしょう。

子供にとっての根っこ...
なんだか難しい、でも、それが私の役目なんだと
考えさせられます。





ひっそりと咲く花たち

2013年06月08日 | 家作り

私の小さな庭には、華やかなバラのほかに
ひっそりと、たおやかに咲く花もあります。
その花の殆どが、人目に当たらない、日照の少ない場所ですが、
「置かれた場所で咲きなさい」
の言葉のように、しっかりと根を張り、空に向って咲いている姿は
それが植物であっても、命の強さ、息吹を感じます。
華やかなバラの場所が癒しの空間なら、
ここは、元気を与えられる場所です。 

            
トップの画像とこちらは、ニンジンの花です。
このニンジンは種から育てたものでなく、
買ってきたものを、頭の部分を地植えにしたものなんですよ。
野菜の皮や屑の部分を堆肥にしようと、庭に植えてみたら
なんと、そこからニョキニョキ...ジャガイモの皮からは、芽が育って
只今元気に伸びています。
ニンジンは、このとおり。
葉っぱがついているのは、たまに朝市などで見かけますが
花は珍しいですよね。
花火のような、レースのような、なんとも可愛らしい姿です。

            
こちらはパンダスミレ。
確か、1年前に植えたものが、今ではグランドカバー状態で
自生しています。
とても小さな花なのですが、凄い数に増えているので
なかなかの迫力です。

            

一方、こちらは日向の住人、胡瓜の花です。
早朝は、花粉に沢山の虫たちが集まってきます。

                    

このとおり、収穫が楽しみになってきました。