5月最後の週末を迎えました。
ここ数日間は夏日が続いてのもあって、鉢植えの乾くこと!
バラは、今年は虫の被害よりもうどん粉病の被害のほうが
多いようなので、水遣りが難しいです。
さて、バラ以外の庭の植物の観察記録を。
レモン(ユーレカ種)。
植えて2年の苗木に、今年初めて実が生りました。
当分(5年くらい)は無いだろうと思っていたので、もう、本当に嬉しくて!
でも、沢山蕾があったのに(開花もしたのに)
実が付いたのは、たったの3つだけです。
殆どの花が、開花から数日で、ポロっと落ちてしまいました。
てっきり、開花したのは全て実がつくと思っていたので
このときのショックは相当なものでした...
「レモネードが...ジャムが...」
頭の中では、レモン収穫祭。
花が落ちる度に、瓶が一瓶づつ消えていきました。
さて、連日観察して気が付いたのですが、この、落ちてしまう花と
3つとはいえ、残った花に違いがあったように思います。
(ようやくここから観察記)
1)茎が枝に強くついているか。
落ちてしまうのは、茎と枝の接着(癒合)が弱く、触っただけで
ポロっと取れてしまいます。
また、茎自体も細い。
落ちなかったのは、花側の方に向ってバチ状(三味線の)に広がっていて、
癒合部も強く、触ったぐらいでは落ちません。
2)雌しべが上がっているか
虫の変わりに受粉をと、筆で花粉を擦ろうとした時に気がついたのですが、
雄しべの中心にあるはずの雌しべが、見当たらないのが多かったです。
花の中心(根元)に、どうやら雌しべとなるものがあるようで、
落ちてしまうのは、これが大きくなりませんでした。
実が付いたのは、この雌しべが開花から数日して伸びてきました。
この2つからして、多分、実が生るものは、既に蕾の時に決まっているのでは
ないでしょうか。
つまり、雌しべが生長できる(実が付く可能性がある花)は、
枝と茎の状態を良く確認し、確実に雌しべが上がってきた時に
受粉できれば良いのかなと。
我が家の日当たり加減や、苗の状態からの推測なので
これが必ずしもではありません。
ご注意ください。