Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

ツマグロヒョウモンの旅立ち

2016年08月11日 | 2016年の庭

連日の猛暑の中でも、新しい命が生まれ
草花はじっと耐えながらも、新芽を少しずつ膨らませてきています。

小さな庭では、先日のキアゲハの羽化に次いで、今度はツマグロの羽化が始まっています。





キアゲハと違って、背中の体毛のようなものは、どちらかと言うとボサッとしていて
羽の形からして、少しこじんまりとした感じがします。

今年の庭は幼虫が多くて、こうして羽化を見られるのは楽しみでもあるのですが
一方で食害もさることながら、蜂が多くて困っています。
特に8月に入ってからは、スズメバチが頻繁に来るので
庭仕事が捗りません。


旅立ちの時

2016年08月03日 | 2016年の庭

昨日から天気が不安定で、朝は良い天気でも、洗濯物を干したまま出掛けられるか
大変悩ましいところです。
今現在、外は晴れていますが、遠く北の空には入道雲、西側には灰色の雲が近づいています。
予報通り、今日も急な雨が降りそうです...。

実は、私の小さな庭に、何匹かの蝶の蛹があって
羽化を今か今かと待ちわびていました。
出来たのを発見したのが7月の20日頃だったので
本にある通り大体10日から12日前後、そうすると昨日今日あたりなのですが
雨が降ったりで、もう少し遅くなるかなと。
そして、雨上がりの今朝、もしかしてと期待を胸にその場所を見ると







蛹が出来ていた場所が地面すれすれだったのと、アシダカグモがいる場所なので
食べられては大変と、すぐに手に乗せて
お兄ちゃんのバラの上で休ませました。
ホッとするのもつかの間、今度は全く予想外のところ(駐車場脇のレモンミントの上で)パタパタと動くものを見つけ
なんと2匹が無事に羽化しました。



この写真を撮り終えて間もなく、最初の1匹は高く舞飛び、お向かいの屋根を超えて旅立ちました。
もう1匹のほうは、それから1時間近く、羽を広げたり畳んだりして、一向に飛び立つ気配がなく
用事があったので、仕方なく出掛けました。

2時間後。
用事を済ませ家に戻ると、何とまだ蝶がいるので、もしかしたらどこか不具合があるのかと心配しましたが
私たちを見てなのか、ふわっと飛んで、その場を1度回ってから、遠くへ飛んでいきました。

「もしかしたら、ありがとうを言いたかったのかな。」

弟君が、遠くに舞う蝶を見送りながらポツリとひとこと。
虫に心があるかは分かりませんが、そうだったら良いかもねと思いたい出来事でした。

大事なパセリ畑を全滅させた幼虫たちでしたが、無事に羽化できたのは嬉しく思います。

それにしても、羽化したての背中に生えてる、まるで羽のような毛。
乾いてフワフワとなびいていく様子を観察できて、すっかり私の自然観察日記になってしまいました。

もう一か所蛹があるのですが、それも近日中になるでしょう。
今度は弟君と一緒に見られるといいのですが...。


夏バラ

2016年08月01日 | 2016年の庭

8月に入りました。
いよいよ、本格的な夏の始まりです。

私の小さな庭も、すっかり夏仕様といいますか、緑の世界が広がっています。
バラたちも、殆どは休眠状態なのですが
この暑さの中でも、ちょこちょこ咲き始めている鉢もあって
庭仕事の中で様子を見るのが、唯一の楽しみでもあります。



今春、あまり良い状態ではなかった「お兄ちゃんのバラ」。
置き場所を替え、茶々丸肥料をふんだんに与えて養生させたら
勢いを取り戻したようです。
シュートが出始め、今では、沢山の蕾が上がっています。
本当なら、ここでグッと我慢の摘蕾をしたほうが良いのでしょうが、
春に見られなかった花を愛でたくて、そのままにしています。
花色は、春の色合いに近いような気がします。
ちなみに、秋は、もう少し茶色味のある、ブラウンピンク(説明書には、ココアピンクとあります)になります。




こちらも勢いのある「ルーレット」です。
夏剪定をしたのに、この状態です。
でも、やはり春よりは蕾が小さいので、本来は咲かさない方が良かったのかもしれませんね。




ピエールも、ちょちょこと咲いています。

ご覧のように、この僅かな花でも、蜜を求める虫たちには貴重らしく
ハナアブや蝶など、忙しなくやってきます。
となると、もちろんそこには、それを捕まえる虫もやってくる訳で...
小さな庭の更に小さな世界は大騒ぎです。

*虫(芋虫)が苦手な方は、ご注意ください↓
ツマグロヒョウモンの幼虫の画像です。




       *****




庭には沢山のスミレが群生しているので、この5センチくらいのが沢山います。
いつもなら、スミレをすこし毟ったり整理するのですが
今年はその必要がありません。
物凄い勢いで食べ尽されています。


虫たちの楽園

2016年07月25日 | 2016年の庭

花のない時期の庭仕事は、草むしりが主な仕事になりますが
ふと、先のほうに動くものを発見し、それが益虫ならば嬉しくて
害虫ならば、すかさず補殺と、単調な作業の中に、実はドラマがある仕事です。
今日も、つい先日むしったばかりなのに、梅雨が明けていないせいか、すぐに伸びる、生えること!
ヤレヤレと無心に作業を進めると、案の定、ニョキっと動くものを発見。
しかし、手がすぐ止まったのはそれが動いたからではなく、目を引く真っ赤な姿に、四方八方に伸びた棘を見たからです。

まさかの毒蛾の幼虫かと冷や汗。

草むしりをしているのに、この時期は暑いのもあって
手足の露出が多く、刺される危険大。
念のため、スキンガードなどの防虫スプレーと蚊取り線香はしているのですが
恐る恐る、持っていた鎌で潰し、急いで長靴に履き替えました。

その赤い幼虫がいた所は、パンダスミレを植えて群生している場所です。
そして、かき分けて探すでもなく、うじゃうじゃと葉っぱの至る所にいるではありませんか。
何かの拍子に子供が刺されたら大変と、殺虫剤を撒いて一安心。
それにしても、今まで見たことがなかっただけに、一体、何の幼虫なのかと心残りでした。

再び作業を始め、今度はキアゲハの幼虫たちの楽園になっていたパセリ畑に。
すっかり食べ尽されて、枝しか残っていない有様ですが、
生長が楽しみなので文句なし。
先ほどの幼虫に比べたら、なんとも扱いの差が酷いものです。
キアゲハの幼虫たちは、すっかり最終幼齢になり、動きも緩慢になってきていたので
そろそろ蛹になる頃だったのですが、10匹近くいたものが1匹もいない...。
まさかアシナガの襲来かと 思ったその時、近くのバラの支柱に、じっとしている1匹を発見。
どうやら、蛹になる場所へ移動したようです。
ほかのも、ブロック塀や、竜の髭の葉の中にと、パセリ畑からは随分と離れた場所で見つけました。
午前中には、まだ芋虫の体でしたが、夕方には、もう蛹になっていました。
それにしても、あんな小さな体で、随分と移動をするものですね。
クロアゲハの幼虫は、みなどこかへ行ってしまったので
キアゲハは、羽化するところが見られそうで、朝の楽しみになります。

この他には、草むらの定番のバッタや、ピョンピョン跳ねる小さな蜘蛛に
雨宿りをしていたハナムグリ、掘り起こせばコガネ虫の幼虫と
頭上には幼虫たちを探すアシナガ蜂が飛び回り、至る所、虫だらけです。
 
おまけ
①ただ今、虫かごには1匹の小カブトムシがいます。
なんと、家の近くを歩いていたのを発見したのです。
これには、虫が苦手な弟君も大喜びです。
 
②スミレの葉についていた幼虫が気になって調べたとこと、
ツマグロヒョウモンの幼虫だと判明!
その刺々しい風貌から、絶対毒虫だと思ってました。
ごめんね、ツマグロ。
そういえば先月末頃に、珍しい蝶がいるなと気が付いていたのです。
あれは、ちょうど産卵していたのですね。
 


収穫

2016年07月14日 | 2016年の庭

春先頃に植えた、ジャガイモの葉が黄色く変色してきたので
そろそろ収穫時かと 思いながら1週間。
つい、忙しさにかまけ放置していましたら、夕飯の買い物をしそびれた今日、
冷凍庫には挽肉、野菜室にはタマネギを発見!
となると...
ジャガイモを収穫して、今夜はキーマカレーに決定!

       

食べられそうな大きさのは15個ほどで意外に少なく、ピンポン玉より一回り小さいサイズのがいっぱいでした。
小さいのは選別して、また種イモにしようと思います。

さて、味のほうはといいますと、男爵とメークインの中間、どちらかと言えばしっとりした感のほうが
勝る味で、見た目はまだ青いのですが、十分美味しく頂けました。

私の小さな庭は、殆どがバラがメインですが
片隅に耕した、僅かながらに収穫できる野菜も楽しみのひとつです。
本当は、もう少し広くて日照があれば、挑戦したいものもあるのですが
(弟君からお願いされているメロンとか...)
 そこは無い物ねだりで、今ある条件の中で、ちょっとずつ挑戦しようと思います。

ジャガイモを掘り起こした時、土には沢山のミミズが出てきたので、茶々丸肥料の効果でしょう。
土もフカフカしていて、あまり間を開けずに、種イモを植えられそうです。
茶々丸には、ジャガイモは上げられませんが、代りに大好物のドライパインがご褒美です。
秋バラの準備もありますし、ますます茶々丸には元気でいてもらわないといけません。

 


緑の住人と庭の星

2016年07月07日 | 2016年の庭

今日の挨拶は、皆さん「暑いですね」の一言でした。
まさに焼けるような日差しで、日焼け止めを念入りに塗って、アームカーバーで装備をしていたのに
ほんのりと日焼けしたのが分かります。
...今日が暑さのピークらしいですが、一体この夏はどうなるやら。

そんな暑い中でも、着々と大きくなっていくのが


クロアゲハの最終幼齢虫。
運よく、アシナガ蜂や、今週から見られるスズメバチにも、今のところ見つからずに
ここまで育ちました。
そして、これだけかと思いきや


同じくらいの大きさのが、もう一匹...。
また、後ろにも3幼齢のがいるのが見えるでしょうか。
今年は、目を凝らして探さなくても、すぐに見つけることができます。
確認したら、3幼齢は5匹ほどいました。
いくらレモンの葉が豊富とはいえ、このまま卵を産みつけられていると、さすがに心配です。




殆どのバラが咲き終えた中、唯一、弟君のバラだけが、引っ切り無しに蕾を上げています。
もうピンチをしようかと思うのですが、ついつい...まあ、お姉ちゃんのお客様が来てから
剪定しようと思います。

今日は、7月7日、七夕ですね。
ここ何年かでは珍しく、夜は星が見られそうですね。


我が家の玄関先の星。
「ブラジル」という、つる性植物です。
そして
       
沢山のハートをサツマイモ畑から。


お客様を迎える準備

2016年07月03日 | 2016年の庭

気温が30度を超える中、せっせと庭仕事に励んだのは

我が家にお客様が来るからです!!!

久々のお客様は、息子の友達ではなく、娘のお友達です。
高校に入って、初めてのお友達がやって来るのです。
そうとなったら庭を整えないと、と、草むしりにバラの剪定などなど...
極めつけは、隣家との間の通路を整理。
午後から日陰になる場所なので、少し明るさが欲しかったので
明るめの小石を敷いて、かつ、自転車を出し入れするので、コンクリート板で舗装してと
炎天下の中、長袖長ズボン長靴で、ご近所のお婆ちゃんもが心配そうに見えたのか、声をかけてくれました。

こまめに水分補給をとったので、熱中症にはなりませんでしたが、ほんの少し体が熱を持っているのは感じました。
やっぱりこの暑さの中は、要注意ですね。
でも、何とか通路は明るくさっぱりして、見栄えが良くなりました。

頑張った私を見て、娘からの一言

「片付けって、先ずは部屋からじゃないの?」

確かに...図星なだけに言い返せませんでした 

それは、今週中に誰もいない時間に始めます

今回、通路用に10キロ入りの小石を取り敢えず2袋購入しましたが
案の定、足りませんでした。
また明日にでも、仕事帰りに買ってきて、間に合わせないといけません。
もちろん、部屋の掃除もね。 


守り神

2016年06月29日 | 2016年の庭

この時期、小さな庭にも色々な生き物がやって来ます。
多いのはバラを狙った害虫(コガネ、チュウレンジ、ヨトウの3大トリオ)ですが、そうなると、それらを狙う
ハンターたちも多くやって来ます。
アシナガ蜂(別名:隊長)はもとより、アシダカグモ(こちらは軍曹)、極めつけはスズメ小隊などなど。
おかげで、大きな被害が出る前に防げて助かっています。
と言いたいところですが、そこは生態ピラミッドの力が働いているのでしょうか
駆逐とまでにはいきません。
なので、バラの蕾に小さな穴を発見した時、新芽が食いちぎられてシュートの生長が止まったであろう時
やり切れなさを感じずにはいられません。

そんな中、夕方に新たな刺客を発見!
ヤモリです。
ご近所さんの壁には張り付いているのは目撃していましたが
なかなか我が家の壁には来ず、半ば諦めていたのですが
念願の登場です。
夜中のパトロール、よろしく頼みます。

そんな訳で、本当は思いっきり薬を撒きたい衝動もありますが
ぐっと我慢の心境で、低農薬栽培に移行しつつあります。
 


6月のバラ

2016年06月27日 | 2016年の庭

大雨の被害が続いています。
被害に遭われた地域の方に、これ以上悲しみが続きませんよう祈るばかりです。


小さな庭のバラたち(2番花)は、せっかく咲いても、すぐに雨の重さで項垂れてしまうので
本当は道行く人の目にも楽しんでもらいたいのですが
こまめに切って、部屋に飾っています。


お姉ちゃんのバラ「ローズヨコハマ」です。
このバラは3度目の正直で、今回の苗は丈夫そうなのでホッとしています。
芳香のバラで、爽やかなフルーツ香の中に、ほんの少しスパイシーな香りも感じられます。
ボリューム感も素晴らしく、この一輪だけでも存在感は半端ありません!
蕾が上がってから開花までが、他のバラと比べて少し時間がかかるような気がします。
今のところ、黒点病、うどん粉病などは見られません。



今春、お迎えした「ダブルデライト」です。
こちらも、次々に蕾が上がっています。
開花が進むにつれ、花びらのふちがどんどん赤くなっていくのは不思議です。
香りも良く申し分ないのですが、うどん粉病には弱いようで、所々、葉が白くなっています。
治療薬もありますが、一番効果があるのは、やはり日光なんでしょうね。



ピエールも、1番花に比べれば小さめですが、蕾が次々に上がって、今年は花を長く楽しめています。
ただ、気を付けないと開花間もない花はコガネに狙われるので、のんびり眺めてはいられません。

追記
今日、6月27日は、我が家のミニウサギ茶々丸(オス)の2歳の誕生日です。
お祝いに大好物のパイナップルや、イチゴのゼリーをもらって
物凄い勢いで食べていました。(滅多に上げないので)
来た当初に比べれば、だいぶ落ち着いてきましたが
とくに元気な個体なようで、きっと野生ならウサギの王になれるだろうと思います。


バラの二番花とアジサイ・アナベル

2016年06月11日 | 2016年の庭

梅雨の晴れ間は、勢いを増す雑草(と言う名の植物はないのだけれど)を取ったり
病害虫の予防にと、大忙しなんですが
今日の私は、今回の投稿の下の記事↓にある通りですが
ちゃんと早朝に、バラ・マイダスタッチのケアと、アナベルの色づきだけは
確認しました。


こちらは二番花が満開です。

咲き始めは、とても濃い山吹色ですが、咲き進むうちにレモンイエローへと退色していきます。
微香という本もありますが、中香程度はあるように思います。
風向きによっては、裏のお宅にも届くようで、開花を楽しみにして下さっているそうです。


完全に咲き開く前の、この姿が一番好き。


アナベルは、日々巨大化しています。

純白!


爽やかなグリーン色も、心を洗います。


弟君のバラも、どんどん咲いています。
朝、バラの香りをかいでから、私の一日が始まります。

可愛らしい蕾を見つけるたびに、心が弾みます。

余談

ジャガイモの花。
今年は、ジャガイモの生長が著しい!
茶々丸肥料のおかげで、土の状態が良かったのでしょう。
今年はジャガイモが高いので、この調子なら大収穫間違いなし!
秋には、お芋料理が増えますよ~。