6月に入りました。
ここ数年、梅雨入りが近い頃だと、晴れの日は夏日になることが殆どですが
どうしたものか、今週は肌寒く感じる日があったり
かと思えば、午後は肌にジリリとさすような日差しになったり
着るものや、体調管理が大変です。
バラの一番花が終わり、今は2番花が咲くまで一休みの頃です。
私も仕事から帰ってきて、夕飯の支度前の手が空いた時間に、花がら切や葉の健康状態の確認など
ちょっとだけ庭仕事を行います。
日によっては、昨日見たからこの株はいいかなと、確認しないこともあるのですが
たまに(待って!)と、呼ばれた気がする時があります。
今日、そう思うことがありました。
昨日ピエールを消毒、追肥などを行ったので、今日は良いかなと思ったのですが
どうしたものか素通りできない気がして、それも、危機のようなものが差し迫っている感じです。
何だろうと少し上の枝を見てみたら...
!!!
あの、触覚が長くて、黒い体に白い丸模様のヤツがいるではないですか!
たまたま虫を掴むためのピンセットを持っていたので、すぐさまヤツを挟んで「アシデフーム」を行いました。
・・・これだったのかと、虫の知らせならぬ、花の知らせに、そう思った次第です。
思い返せば、今回のような強敵の他にも、イラガだったり、コガネムシだったり
バラにとって大事件が起きているときに、早い段階で気が付くことが間々あります。
きっと違和感を感じているのでしょう。無意識の意識と言いますか、そんな感じがします。
バラに呼ばれたような気がするなど、他所では話せないことかもしれませんが
バラに限らず、自分が大事にしている物に、呼ばれたような気がすることは
他にもあるかもしれませんね。
さて、私は誰でしょう?
買い物に出掛けたHCで見つけてしまい、悩むこと数分。
本当は、「ルージュ・ド・ピエール・ド・ロンサール」が欲しかったのだけれど...
シーズン中盤ともなると、良い苗、人気苗はすぐに売り切れですので
今時期、それもHCでは、残りものの中から良い苗を探すのは至難の業です。
また、案の定、この日も開店と同時だというのに、水切れしている苗、黒星病で傷んでいる苗、花柄も切られず残念な苗などばかり。
ああ、ブランド苗が泣いている...と、このHCの管理には辟易です。
そんな中、ある苗が目に留まりました。
ラベルには、ただこれだけ...
この写真を見て、もうお気付きの方もいられるでしょう。
私も、きっとそうに違いない!と思ったのですが、上記の管理の元では、もしかしたらと確証が持てず。
他にヒントはないか探すと、株元に
これで「ノスタルジィ」だったら...それはそれで、まあ良いかと思うしかない。
ということで、予てから欲しかったバラ「ダブルデライト」をお迎えしました!
また増やしてしまいましたが、こんなところで出会うのも何かの縁ということで。
一緒に来た夫は苦笑いでしたけど。
話は変わり、ここ最近ブログへのアクセスページに、茶々丸のページがよく挙がっています。
最近、話題が少なかったので、もしかしたら心配されているのかと...
新しいカメラの「ペットモード」で撮影してみました。(なんでもあるんですね)
来月、満2歳の誕生日を迎えます。
だいぶ落ち着いてきましたよ。
私の小さな庭の主役、ピエール・ド・ロンサールもそろそろお仕舞になってきました。
今年も、道行く人から沢山お褒めの言葉を頂き、ありがたいことです。
株は充実しているので、もしかしたら返り咲くかもしれませんが
もう2年近くは春の開花のみにし、株の健康を優先したいと思います。
残りわずかな蕾は、どうやらあまり綺麗には咲かなそうです。
この姿に会えるのは、また来年のお楽しみです。
そして、ピエールの次に賑わってくるのが、木立性のバラ(鉢バラ)の2番花です。
弟君のバラは、沢山のシュートが上がってきました。
銅葉、銅枝(?)が上がるとワクワクします。
お兄ちゃんのバラも、次々に咲き始めています。
こんなに沢山の蕾が咲くと、一枝でも凄いボリュームになります。
ほかにも、お姉ちゃんのバラも既に1番花が咲いて、ただいまキッチンの窓辺に活けてあります。
芳香と大輪のバラので、この時だけは、まるで雑誌に載るような雰囲気です。
つるバラ・アメリカ
こちらは四季咲き性なので、まだ元気いっぱいです。
虫たちも、今がシーズンのバラの中で戯れています。
ピエール・ド・ロンサールのフェンス。
通りから見えるそれは、ピンクの壁です。
一番花の開花からピークも後半に過ぎたので、この休みにだいぶ花がら切をしました。
その一方で...
お兄ちゃんのバラも満開
午後の日差しを受けて、セピアに近いピンク色が引き立ちます。
ピエール・ド・ロンサールとお兄ちゃんのバラは、同じエリアに植えています。
そして、そこにはシンボルツリーのレモンの木も。
ただいまレモンの木には、ある生き物が住みついています。
*青虫の苦手な方は↓の画像にご注意ください。
こちらは、真緑の世界に溶け込んでいます。
この他にも、もっとお仲間がいたのですが、終齢になる前にアシナガ蜂に見つかったようで
現在確認できるのは、この一匹だけです。
アシナガ蜂は益虫の一面もあるので、致し方ないと思う反面
この一匹は成虫になって欲しいと思っています。
連休が明けて通常モードの始動ですが、職場では体調不良の方が出始めています。
休暇の反動だけでなく、新生活の疲れや、季節の変わり目からくる不調も影響しているのでしょう。
これからの季節は、急に真夏日になったりしますから、気を付けないといけませんね。
先の連休は、私自身はどこかに行くでもなく、思う存分バラを眺めていました。
ピエール・ド・ロンサールが満開です。
ピエールの4姉妹?5姉妹...6姉妹かしら。
今年のピエールの蕾のつき方は、全体にムラなくバ~っと付くというより
写真のように、5~6個くらいの蕾が一グループといった感じで、ポンポンと付いている感じです。
あと目立つのは、このようなシュートの先に房咲のように蕾が上がっている枝が多いです。
若い枝だからか、蕾の桃まんが淡いです。
満開の表情。
ピエール、やっぱりあなたは横顔が美しい。
お兄ちゃんのバラも、どんどん咲き始めてきました。
近郊の植物園やバラ園なども順次、ローズフェスティバルが開催されています。
行ってみたいと毎年思うものの、
「人を見に行ったよう」
だと聞くと、躊躇してしまいます。
沢山の品種はないけれど、好きなだけ眺めていられる我が家のバラが
やっぱり、一番居心地が良いかもしれません。
*ここまで開花してくると「クレクレ」が多くて困るのが悩みです...
GW中日。
緑の日にふさわしく、青空に新緑が映えて美しいこと。
今日も、絶好の行楽日和ならぬ、私にはガーデニング日和です。
昨夜の嵐のような風雨が心配でしたが、幸い、バラの枝、蕾も無傷で
ほっとしました。
では、ほころび始めたバラを一気にご紹介します。
ピエール・ド・ロンサールから
風が強いので、こんな開き方になったのかしら?
お兄ちゃんのバラも、一輪咲き始めました。
モーブピンクまたは、ココアピンクと呼ばれる雰囲気のあるピンク色です。
マイダスタッチも開花し始めました。
山吹色のような、濃い黄色が鮮やかです。
つるバラ・アメリカ
弱中香程度の香りですが、沢山の蕾を上げているので
それが一気に開いたら...ああ待ち遠しい。
ルーレット。
やっぱりフロリバンダじゃない...間違いなくハイブリッドティーでしょ。
メイスポーラ
ほんのり緑色を帯びた白色の花びらが、ふわっとそこだけ静寂を醸し出しているよう。
風が強く吹く中、花が揺れてぶれてしまうはずが、さすが新機種!
揺れていようがピタッと静止画で撮れています。
例年より早く開花し始めたバラ。
この休みは思う存分バラを眺め、手入れをして過ごしています。
ピエール・ド・ロンサールの蕾2。
ぎっしり花びらが重なっています。
ピエールは、蕾の桃まん状態と、全開前のこの姿、ゴージャスな全開の姿と
人によって好きな姿が分かれるかもしれません。
私は、この全開前の姿が一番好きかも。
弟君のバラ。
違う角度から。
あの黄色味を帯びたピンク色から、こんなに白くなるんですよ。
こちらのバラも、花びらのボリュームが凄い!
そして芳醇な香りがして...伝えられないのが申し訳ないくらいです。
つるバラ・アメリカ。
小振りの蕾がほころび初めています。
香りは中香と書いてありますが、いまいちかも。
こちらが、新顔のルーレット。
蕾はイチゴのような姿に似ています。
こちらも、この状態ではまだ香りは感じられません。
つるバラ・アメリカとルーレットは、朱赤色系統の花色ですが
ルーレットほうが濃いめです。
今日、画像にあげたバラは、富山のお母さんへ
一足早い母の日のプレゼントと一緒に送りました。
今年も喜んでくれると良いな...。
目前のGWにばかり気持ちがいってしまいがちですが、連休最終日の日曜日は母の日です。
先日、富山のお母さんに電話した時に、何か欲しいものは?と聞いても
気持ちで十分と、いつも通りの答えです。
結局、その優しさに甘えてしまうのですが、今年は、仕事を始めたのもあって
半ば強引に聞き出したところ、ちょっとずつ入ったジャムが良いということで
詰め合わせと、地元で評判のパン屋さんのものを贈ろうと思います。
もちろん、庭のバラたちも一緒に。
ピエール・ド・ロンサールの蕾2(今朝の様子)
ピエール・ド・ロンサールの蕾1(今朝の様子)
お母さんの喜ぶ顔を思いながら、咲き始めた蕾たちを、どれにしようかと選ぶのが、また楽しいのです。
さて、母の日といえば、もう一人。
そう、我が子たちにとって、この日は、誕生日に次いで色々考えてくれているようです。
ところが今年は、お姉ちゃんは、高校での部活や、新しい友人たちとの付き合いやらで、何かと物入りのようです。
お兄ちゃんにしては、GWにお父さんと弟と相変わらずの電車旅を予定しているので
そのための本や諸々で、お小遣いの使い道があるようです。
上二人がそんな状況で、多分私にプレゼントがないかもしれないと思ったのか、弟君が
「お母さんにバラを買ってあげたい...」
と、言いだしました。
実は、買い物先のスーパーに、その日たまたま花苗が売っていて、その中にバラ苗が数種類あったのです。
お値段500円。
目に入ったので、ちょっと見つつ、でも新苗だったので、その時は買わなかったのですが
多分、何気なくつぶやいた言葉を聞いていたのでしょう。
家に着くなり、お財布を取りだして中を確認していました。(実はちょっと足りなくて、半べそをかいていました)
所持金は大体想像がつくだけに、どう声をかけようか迷いましたが
その優しさを大事にしようと、苗の金額の一部を出してもらうことにしました。
弟君が選んだバラは「ルーレット」という赤いフロリバンダです。
後で調べたのですが、どうやらドイツ・タンタウ社の作出のようです。
いつもながら、決めるまで時間がかかる弟君が、悩んだもう一方のバラが白バラだったのですが
帰ってきてから、私のほうが気になったので
夫に頼んで買ってきてもらいました。
そちらは「メイスポーラ」という、ハイブリッドティーです。
後者のほうが検索して情報が色々あるので、メジャーな品種のようです。
一足先に頂いた母の日。
贈るほうも贈られるほうも、気持ちは同じですね。
このところ、バラの話ばかりになってしまいますが
いよいよシーズンの到来!
ご近所ではモッコウバラや、ナニワイバラが満開を迎え
我が家の小さな庭のバラたちも...
ピエール・ド・ロンサールの蕾2
先週末では、ガクが取れてきたのをお伝えしましたが
今日には、この咲き具合。
もう数日待とうかと思いましたが、待ちきれません!
2016年4月25日(月曜日) 春バラの開花宣言です。
弟君のバラ。
こちらは、より一層花びらの色合いが、はっきりと見えてきました。
芳香のバラなので、すでにこの状態から良い香りがしてきます。
この春、いつもと違うことといえば
レモンがビッグバン状態!
画像では分かりにくいのですが、どの枝にも鈴なりに花が付いて
おまけに、ちゃんと花に雌蕊が付いているのです!
花に雌蕊が付いているのは当たり前、と思いでしょうが
今まで、実が付かない花には、なぜか雄蕊しかなかったので
今年は収穫が多いかも...!?
期待大です。
写真を撮っていたら、クロアゲハが飛んできて、レモン葉の一枚に産卵していきました。
食害に遭うので、本当は困った訪問者(虫)ですが、
春が来たのだと思えば、微笑ましいことかもしれません。
しかし...
我が家でのクロアゲハの産卵場所は、例年、パセリ畑と決まっていたので
レモンに産みつけるのは、初めて見ました。
キアゲハの姿をまだ見ないだけに、ちょっと気になります。
悲しみが続く春です。
でも、寒波にあたっても、嵐に打たれても咲く花のように
今を乗り越えて頑張っていきましょう。
ピエール・ド・ロンサールの蕾1
ガクが離れ始めてきましたよ。
ほころび始めて気が付いたのですが、今年の蕾は心なしか小さめのようです。
ピエール・ド・ロンサールの蕾2
先週までは下に写る蕾だけでしたが、もう一つの蕾も膨らんできたのでさすがの重さで
枝が横に倒れてしまいました。
こちらも、ガクが離れて、もうすぐ咲きそうですね。
他のピエール・ド・ロンサールの蕾。
ステムが程よい短さなので、これだけの蕾でも上を向いて伸びています。
一番乗りで咲きそうだった蕾は、どうやらあまり美しい姿ではないようですが
それでも沢山の花びらを携え、シーズンの到来を知らせてくれます。
弟君のバラ。
ガクの隙間から除く花びらは、お馴染みの黄色味がかったピンク色。
これが咲き進むうちに、ベージュピンクの可愛らしい姿になります。
今年は、忙しさで害虫駆除もおざなりになってしまい
バラゾウの被害が甚大です。
それも週半ばになると、だいぶ少なくなってきましたが、入れ替わりにアブラムシが目立ってきました。
テントウムシが頑張ってくれているので、できるだけ薬は撒きたくないのだけれど
チュウレンジハバチのことも考えると、週末に散布したほうが良さそうです。