願い事は、７月の風に揺れて

もうすぐ七夕
子供達の通う保育園にも、笹飾りがお目見えし、可愛い子供達の、可笑しな願いがいっぱい

『ボウケンジャーになりたい』
これはいつの時代にもある、男の子らしい短冊ですね。

『プリキュアになる』
これまた女の子らしい・・・ん？あっちゃん？！

あっちゃん、今年はプリキュアなのね。（去年はセーラージュピターだったような・・・）

それぞれ皆、子供らしい、可愛らしい願い事が、夕方の涼しげな風に揺れていました。

私の願い事・・・。
家族が元気でいる事。
あっちゃんもあっくんも、すくすく大きくなってくれる事。
そして最近は・・・私自身の事を。
それは、仕事の事です。
以前お話したとおり、私は福祉職。
一生、この職を全うしようと思っていました。いえ、それは今も変わらず、この仕事が好きです。
でも、この頃、限界を感じるのです。
目標が見つけられません。

“何か”を見失ってしまったようです。

この職場だから、子供が育てられる。それがもう、無理な（わがままと思われる）状況です。
限界を感じているのは、職ではなく、この職場になんでしょうね。
切り開いてきた先輩に、申し訳ない限りです。

でも、諦めの気持ち以外に、実は、物を作りたい・生み出したい思いに、駆られているんです。
自分の力で、勝負したい。
試してみたいのです。

無謀な話、思い上がっているようにも思えますね。
確かに、自分の力なんてどれだけのものか、分かる由もありません。
それでも、それでも、今、試してみたいのです。

来年度、この職を離れるにして、やはり、家計の事を考えます。
少ないながらも、私の収入分が無くなる事は、影響大ですから。
それに、あっちゃんは小学校に上がり、今以上にお金も掛かることでしょう。
その事だけが不安要素です。

七夕の願い事。
海風に揺れるその紙に、もし、本当に叶えてもらえるなら、やっぱりこう書くでしょう。

“みんながいつも笑っているように”

自分のしたい事は、お願い事にはできません。
大変さも、努力も、汗かくことも、惜しんではいけません。無駄にしてはいけません。
自分の選んだ道の苦労は、ちゃんと乗り越えていかなければ。

“家計の心配だけは、ありませんように”

せめてこれぐらいは、大目に見てくださいね。