Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

雑草譚

2015年08月17日 | 2015年の庭

今夏も無事に、夫と息子二人が富山へ帰省してきました。
(私は、受験を控えた娘が連日塾の講習と、学校見学があったので、一緒にお留守番でした)

静寂の毎日。
なんだか非現実的で逆に落ち着かないので、猛暑の中、庭で草むしりをしたり
増殖したポーチュラカを移植したりして。
さすがに1時間が限度でしたが、家から喧嘩の声がして中断するのが殆どでしたので
とても充実した時間でした。
さて、その草むしりをしながら、いつも同じ草をむしっているのかと思っていたのですが
そんな余裕があったものですから、まじまじと観察してみたら、いつもの草もあれば
芽出したばかりの初めましての草も見かけ、はて、これはもしかしたら、雑草と呼ばれる草にも
四季があって、これを調べてみたら案外面白いのでは?と。
時間はいくらでもありますし、静寂の中の読書など、夢のようなひと時でしょう。
早速、本屋さんに。

ちょうど横浜へ出かけた日に、大きな書店にも寄って、面白そうな一冊を購入しました。
その本を片手に調べてみたら、既にだいぶむしった後ですが、葉が可愛らしいので残しておいたのが
「コミカンソウ」と「コニシキソウ」でした。
本の解説の通りコミカンソウには、小さな粒々があり、ちょっとした発見が嬉しくなりました。
今までは「ただの雑草」とひとくくりにしてむしっていたものが、こうして名前を知り
生態を調べると、それはそれで、バラたちとはまた違う愛着が湧いてくるのが
なんとも可笑しなものです。
でも、可笑しなもので済めばいいのですが、中には毒性を持つのもいるとのことで
珍しいからと、うっかり手を出さないよう、気を付けないといけないみたいですね。
名も知らなぬ小さな植物たちの世界に触れ、ちょっとした自由研究みたいです。