目前のGWにばかり気持ちがいってしまいがちですが、連休最終日の日曜日は母の日です。
先日、富山のお母さんに電話した時に、何か欲しいものは?と聞いても
気持ちで十分と、いつも通りの答えです。
結局、その優しさに甘えてしまうのですが、今年は、仕事を始めたのもあって
半ば強引に聞き出したところ、ちょっとずつ入ったジャムが良いということで
詰め合わせと、地元で評判のパン屋さんのものを贈ろうと思います。
もちろん、庭のバラたちも一緒に。
ピエール・ド・ロンサールの蕾2(今朝の様子)
ピエール・ド・ロンサールの蕾1(今朝の様子)
お母さんの喜ぶ顔を思いながら、咲き始めた蕾たちを、どれにしようかと選ぶのが、また楽しいのです。
さて、母の日といえば、もう一人。
そう、我が子たちにとって、この日は、誕生日に次いで色々考えてくれているようです。
ところが今年は、お姉ちゃんは、高校での部活や、新しい友人たちとの付き合いやらで、何かと物入りのようです。
お兄ちゃんにしては、GWにお父さんと弟と相変わらずの電車旅を予定しているので
そのための本や諸々で、お小遣いの使い道があるようです。
上二人がそんな状況で、多分私にプレゼントがないかもしれないと思ったのか、弟君が
「お母さんにバラを買ってあげたい...」
と、言いだしました。
実は、買い物先のスーパーに、その日たまたま花苗が売っていて、その中にバラ苗が数種類あったのです。
お値段500円。
目に入ったので、ちょっと見つつ、でも新苗だったので、その時は買わなかったのですが
多分、何気なくつぶやいた言葉を聞いていたのでしょう。
家に着くなり、お財布を取りだして中を確認していました。(実はちょっと足りなくて、半べそをかいていました)
所持金は大体想像がつくだけに、どう声をかけようか迷いましたが
その優しさを大事にしようと、苗の金額の一部を出してもらうことにしました。
弟君が選んだバラは「ルーレット」という赤いフロリバンダです。
後で調べたのですが、どうやらドイツ・タンタウ社の作出のようです。
いつもながら、決めるまで時間がかかる弟君が、悩んだもう一方のバラが白バラだったのですが
帰ってきてから、私のほうが気になったので
夫に頼んで買ってきてもらいました。
そちらは「メイスポーラ」という、ハイブリッドティーです。
後者のほうが検索して情報が色々あるので、メジャーな品種のようです。
一足先に頂いた母の日。
贈るほうも贈られるほうも、気持ちは同じですね。