Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

小さな訪問者たち

2017年01月26日 | 2017年の庭

1月も早いもので月末に近づいてきました。
巷は、インフルエンザの警報が発令されるほどの大流行中です。
息子たちの小学校も学級閉鎖が起きていて、より、感染が拡がらないよう注意しなければなりません。
近年の冬は、大雪とウイルスの猛威に悩まされるようになって
何とも冬の風情を楽しむ余裕がありません。

そんな中ですが、庭に鳥がやって来ていました。
朝早くに、寝室の窓の向こうから、チュンチュンと可愛い声が聞こえていました。
バラのマルチング用に米ぬかを撒いているので、それを朝ご飯にと食べに来ていたのでしょう。
しかし、その後すぐに、ギーギーという決して可愛いとは言えない鳥の鳴き声がして
スズメの可愛い声はどこかへ飛んで行ってしまいました。
まだ眠たい目をこすりながら、暫くその声を聞いていたのですが
正体が一向に分からず、見てみようと思うも、また寝てしまうのでした。
ところが、ある日のこと、目がすっかり覚めてしまって、そーっとベランダから覗いてみたら
ヒヨドリという、泣き声が納得するような見た目の鳥で、
それも番で来ていて、スズメを追い払って、自分たちが占領するという厚かましさです。

小さいものを可愛いと感じる日本人の感覚で、ヒヨドリ憎しの気持ちで暫くいたら
ある日、すっかりマルチングが無くなりかけた土の上を、ヒヨドリの雄と思われるほうが
クルクル見回してもの悲しそうに、近くの塀で待機していた雌の元へ戻っていく姿がありました。
暫くその場を動かず、身を寄せ合い2羽してじーっと庭のほうを見ている...
その健気な姿を見て、ほろっときてしまいました。
しかし、いくら自宅の庭だとはいえ、餌付けを習慣化させるのもどうなのだろうかと悩み、
追加で米ぬかを買う気になれずにいます。
ただ一つ気になることが。
以前、バラの新芽をついばみに鳥が来ていたのですが、
米ぬかマルチングをしてから、そちらのほうが美味しいからか、
新芽をついばまれることがなくなったのです。
そうなると、今年もついばまれる可能性があるかもしれません。
撒いても撒かなくても鳥たちはやってくるなら
被害は最小限に限ります。

 

コメント (4)
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