Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

台風が過ぎて

2019年10月13日 | My Life
史上最強の台風の被害に、ただただ慄くことしかできません。
前回、千葉に大きな被害をもたらした15号よりもと聞いて、私も最低限の備えをと
仕事帰りにスーパーに寄れば、棚はすっからかん。
その光景は、東日本大震災の時を思い出させます。
それだけで心が苦しくなり、でも仕方がないと、何軒もはしごしと
11日の時点で疲労困憊。
パンもレトルトも諦め、震災の時に購入した防災本を参考に食材を買い揃え、
12日をむかえました。
我が家は、神奈川の海側の地域なので、満潮による高潮が心配だったのと、
15号に耐えた家は今回は大丈夫なのか、それがもう気がかりでした。

そして今朝、一番にテレビで観た光景は、まさかの長野や仙台、福島での決壊。
特に長野の光景は、予想だにしなかっただけに、言葉にできません。
仙台と福島は、津波のことを思い出し、なぜ、どうしてという言葉しか
出せないでいます。

平成は災害の時代と言われているようですが、今、令和は人災の時代になるのではないかと思うばかり。
経費や時間がかかるからと設備をけちり、直すこともおざなりで、そのつけが回ってきた時代になる気がします。
また、昨今の災害に対して、個人で対処するには限界があることを
もっと考えていかなければならないのではないでしょうか。

これまでの災害による復興が手付かずでいる中、今回の被害も重なり
これ以上の苦しみは抱えきれない大勢の人々がいるのに、
来週の即位礼は行われるのでしょうか。
日本にとって大切な儀式であることは分かっていても、正直、おめでたい気持ちにはなれそうにありません。
こういう時だからこそという考えもあるでしょうが、
様々なことに対して、複雑な気持ちが湧き上がってきてしまいます。
一生懸命頑張ってきた人々に救いのある時代になってほしい、
もし何かあっても安心して暮らせる日本であってほしい
ただそれだけです。