みなさま、連日の暑さの中、いかがお過ごしでしょうか。
暦の上では秋を迎えましたが、この日差しでは一向に秋を感じるどころか
夏は、まだまだこれからといったところです。
どうぞ、熱中症や夏バテにはくれぐれもご用心ください。
さて、我が家は、どうにか頑張ってきたのですが
とうとう……コロナに摑まってしまいました。
しかし、心配していたほどの症状にはならず、私の印象では
インフルエンザよりは軽い症状のようにみえました。
といっても、それは、体力があって、かつ、基礎疾患がないからであって
持病などをお持ちの方や何かしらのリスクがある方にとっては
そんな悠長なものではないと思います。
このコロナ。
今回、罹患して初めて様々なことが分かりました。
もちろん、(重症化したらどうしよう、家族全員感染したら)など
様々な不安を抱える毎日でした。
しかし、その不安さよりも神奈川県の体制への憤りが勝り、
やり切れない思いのほうでいっぱいです。
その体制というのは、
自主療養を申請するうえで必要な、抗原検査キットの入手方法の粗雑さ。
発熱外来の紹介までの道のりの遠さ、険しさ
です。
抗原検査キットは、当初、自主療養を申請するのに、市販の
いわゆる「研究用」ではなく、「医療用」ではないとダメでした。
しかし、どこを探しても「医療用」など売っておらず
やっと見つけたものが一箱二千円。これを家族分用意すると一万円。
しかし、一家族一箱しか購入できませんでした。
同じような困った声が届いたのか、「研究用」でも可になりましたが
それも瞬く間に売り切れ。
もう絶望でしかありません。
そんな中、県のHPから無料で検査キットの配布が始まりましたが
申請フォームに繋がらない、挙句、数分でサーバーがダウンする始末。
やっと再開したと思ったら、ものの見事に本日分は終了。
朝の9時から申請できるフォームのはずが、その前に申し込みができた
(ツイッター情報)人がいるなどの話も。
そして今現在、申請開始時刻は、都度変更されています。
最新では、お昼の12時開始だそうです。
何とか苦労して申し込みできても、入荷先に記載されている薬局に
届いておらず、我が家は、何駅も離れた場所でやっと一組入手出来た次第です。
スマホ等がなければ申し込みができないことや
(共生社会をうたっていますよね、情報弱者をどうカバーするつもりなんですかね)
そもそも、こんな取ってつけたような策ではサーバーがダウンする、
現場が混乱するくらい、束ねる立場にある長は(誰のことを指すか分かりますよね)分からないんでしょうかね。
ころころ変わる発言、やっている感の強いパフォーマンスに、きっと、担当部署も振り回されて辟易しているのだろうと思います。
しかし、そんな大変さがあるとしても、長を窘め、よりよい策を講じるのが
仕事なんじゃないですかね。
本当に無責任という言葉しか浮かばない。
そして、それに振り回されるのが、今まさに自宅で療養しなければならない人や、その周りにいる人たち。
今の感染状況は、どんなに気をつけていても、どうにもならない状況です。
症状が軽く家庭で療養・看病ができる環境ならば、
それを支える体制や、アベノマスクが家庭に配れたのだから
まずは一家庭一つでも、キットを配布するくらいの知恵を出してほしい。
コロナって、罹ってしまった人は症状の辛さだけではなく、
それを申請する大変さも同時にあって、家族が申請するとしても
傍らでその大変さを見て、本当に辛いだろうと思います。
この3年間の中で、様々な状況を想定して、最善策を講じることは
できたはずです。
今回、コロナ罹患家庭の当事者になって、様々な大変さが起きることが
分かりました。
食材の備蓄だけではなく、日常生活で必要とされる物は
様々な状況を想定して用意しなくてはならないことと、
情報、まさにこれが現代には命綱であるため、常にアンテナを張って
(精査する力も必要)おかないといけませんね。
私を含む他の家族は、みな陰性の結果が出ています。
みな、待機期間中はネットだけではなく、本を読んだり
アナログな時間も持つよう過ごしました。