久しぶりの投稿です。
実は、我が家のオスのミニウサギの茶々丸(4歳)に、臼歯の不正咬合が見つかり
麻酔をかけての治療をおこないました。
臼歯は外側に向けて伸びておりましたが、頬の傷は浅かったので
膿がなかったことは、不幸中の幸いでした。
でも、念のため、抗生剤の投与となりました。
今回、症状の発見に至ったのは、食事の変化からです。
夏前にチモシーを食べなくなり、殆どペレット中心の食事になっていたのですが、
そのペレットも食べなくなったのです。
年齢もあって、今まで食べていたハードタイプのものが食べにくいのかと
ソフトタイプのものに変えたのですが、それも食べず。
ただ、ブロッコリーやリンゴなどは食べていたので、やはり年齢からくるものなのかと思っていました。
ところが、再びチモシーを食べ始めてきたところ、途中で口元に前足をやる仕草を頻繁に見るようになり、
それが、ちょっと普通の状態には見えなかったので、検索してみたところ
不正咬合の疑いが強く、口元を見てみたら、前歯の後ろの小切歯が
横に飛び出していました。まるでバラの棘の様な形で、上唇に当たっていました。
原因はこれかと、以前に診て頂いた病院へ連れて行ってところ、
奥歯(臼歯)も、外側に伸びているのが分かったのです。
小切歯の治療は、麻酔をかけなくてもできるのですが、
臼歯はそうはいかず、でも、このままという訳にはいきませんので
麻酔のリスクを踏まえた上で選択しました。
治療の結果は、臼歯は削っている途中でぐらつきに気付いて、そのまま抜歯になりました。
どうやら、ウサギにはまれな、歯周病の疑いがあるそうです。
なぜそうなったのか原因は不明ですが、原因として可能性が高いのは、何らかの外傷から不正咬合が始まり、その傷による影響かもしれないそうです。
外傷・・・
見ている中では思い当たることがなく、留守の間か、それとも気が付いていなかったのか。
原因が分からないだけに、こうなったことが悔しく、茶々丸には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今後は、抜いた歯の下の歯が、噛み合わさなくなることで、伸びすぎてしまう可能性があります。
もしかしたら、後ろの歯を使ってすり合わせてくれれば、
その心配は無いそうですが、ひとまず、経過観察となりました。
だめなら、下の歯も抜歯するしかありません。
麻酔から覚めて連れ帰ってきた茶々丸は、暫くうずくまっていました。
口の違和感は当然感じているでしょう。
食事のほうは、チモシーを中心に、野菜などを食べやすい大きさにして
与えることになりました。
ペレットも、様子を見てふやかしたのを与えるなど、体調管理に気をつけないといけません。
気付かなかったら大変なことになっていたでしょう。
歯周病って人だけかと思っていました。
ウサギでもなるんですね。
十分気を付けてあげてください。
コメントありがとうございます。
ご心配頂き、ありがとうございます。
歯周病は、犬猫では珍しくないそうですが、
ウサギはまれだそうで。
確かに、検索してもあまりヒットしませんでした。
食事のことは、ちょっと大変になりますが、
大切な家族なので、みんなで頑張ります。