キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

楽に吹けるセッティングで練習!

2009年05月19日 17時42分27秒 | サックス練習
今日のアルトの練習は2時間。

で、今日の練習では、マウスピース等のセッティングを変えてみた。
いつもはマウスピースはメイヤー5MM、リガチャーが古いメイヤー付属もの、リードはJAVA2半。
でも、それらとは一切違うセッティングにしてみた。
それは、マウスピースがレイキー5*3、リガチャーがロブナーライト、リードがファイブラセルMS。このセッティングでは、家での練習では何度もやっていたりするけど、特別に日記には書いていなかった。なぜなら、今まで練習で吹いてもあまり良いとは思わなかったから、、。(汗)

でも久しぶりに吹いてみて、ちょっと変化が、、。

それは、、。

とにかく吹きやすかった。(笑)

たぶん自分の持っている小物等、合わせても、これ以上吹きやすいセッティングは無いかもしれない。なにしろ吹いた時の抵抗が、ゼロとはいわないにしても、ほとんど無い。普段、練習しているメイヤーのセッティングだと、抵抗感はかなりあり、6、7割程度の圧力を掛けないと音が出ないのに対して、このレイキーのセッティングだと、軽くストローを吹いた程度でも音が出る~。(爆)

実は、レッスンでいつも先生に言われていることがあった。
それは、、。

「指は回っている。」

私がエチュードを吹いていて上手く吹けないと、つい「指が・・。」というと、
先生は、「いや、指は回っているから。」と。
その意味があまりよく分からず、なんでかな?と思っていた。
でも、今日、練習していて謎が解けた。
それは、「吹くのが楽になったら、指は動いていた。」、、から。

じゃ、なんで、わざと楽に吹けない抵抗のあるセッティングでいつも吹いているのか?、、、という話になるけど、、。(汗)
これについては話すと長くなるので割愛!(おぃ!笑)
ただ、今の自分の練習の経過として、楽に吹けるセッティングが重要と判断してみたり、、。

、、、というか、まず今の練習の一番の目的は、両手の脱力!脱力脱力ー。(爆
そのためには、吹くのにも脱力しておかないと呼吸や体に力が入ると、手にも力が入ってしまう。それらを防止するためのセッティングだった。

ただ、そのセッティングは欠点がある。
それは音色とピッチが安定しない。
音は楽に出るけど、まるで紙を吹いたようなぺらぺらな音色で、倍音の出方をコンロトールするのに別の技術を感じる。もちろん録音してもおもちゃの楽器みたい。(爆)
でも吹きやすいので手も力まず、まるでリコーダーのように吹けるので、、。
それなんで、今まで難しいと思っていたビッグバンドの譜面を見ながらどんどん吹けてしまう~。(笑)

じゃ、、、そのまま、そのセッティングでいけるか?

たぶん、(今の時点では、)答えはノー。

つまり、どんなに吹きやすくて音が出易くても、音色とピッチが安定しないということは、やっぱり吹きこなしていないことになる。
でも、練習の目的いかんでは、これで練習してもいいような気がした。
これで手の力みが取れてスムーズにフィンガリングができれば、多少、抵抗があって吹くのに苦労しても、ちゃんと音が出て吹けるようになるはず、、。
それにやっぱり葦の音色が最高だし、吹くのに多少抵抗を感じながら吹いたほうが、サックスの個性というものが生かされると信じたりしている。
ただ、これも一概にはいえないかも?

やる音楽の目的に応じて、音色の選択をする。

やる音楽に応じて、セッティングを選択する。

私にはまだ無理だけど、、、そんな違いが分かるプレイヤーにいつかはなってみたい。

そういえば最近、レッスンで先生にリードの選択について、特に何もいわれなくなった。それまでは、事細かくアドバイスがあり、それに従ってきたけど、最近はどんなリードにしても、「自分で決めなさい。」としか、、。
これはマウスピースにしても同じで、、、。
ただマウスピースに関しては、私の持っているメイヤーは良いマウスピースみたいで、「もしいらなくなったら、いつでも引き取る。」と、いつも言われている。(それも2本とも。)
なのに、それ以外のマウスピースを使うというのも、なんだか気が引ける。
でも良いマウスピースって、何本でも欲しくなるのがサックスプレイヤーだろうか??
、、、なんて思ったりして。(笑)

とりあえず、まだまだ結果が出ない練習だけど、
これからも練習頑張りたい!

おー。(笑)
コメント (4)
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