火曜日はビオラさんが主催の弾き合い会でした。
尼崎のピッコロシアターは数年前まで入っていたコスモリバティの練習場所。
改装されて色んなところが使いやすくなっていました。
私はチェロカルテットと弦楽四重奏に出演しました。
チェロカルテットは以前から難しいジャンルだなと思っていました。
全員が上手なプロの演奏を聴くと、いとも簡単のように思えますが、
アマチュアでは4人が音程を外さずに弾くことは不可能なので
なかなか仕上がらないのです。
10年ほど前にもうチェロカルテットは人前で弾かないでおこうと決めたはずなのに
今回誘われて弾いてしまいました。
案の定、何回合わせの練習をしても❓❓の状態が続き
4人お互いが迷惑をかけあって弾いている感じでした。
1stチェロをプロに弾いてもらえばアマチュアでも何とかなるのでしょうね。
今の私の実力ではまだまだということを思い知らされました。
(本番は練習の時よりは良かったです)
弦楽四重奏は生駒で一緒に弾いているカルテットソーレのメンバーで
ドヴォルザークのアメリカ第1、4楽章を弾きました。
こちらも予定より練習回数が少なくなり(4回)、
一週間前に最後の足掻きで
レッスンを受けました。
チェロの先生なので私の弾き方が気になられて
いっぱい注意されました。
でもそれが即戦力になることばかりで
レッスンを受けて本当に良かったです。
注意されたこと、全てはできませんでしたが
個人レッスンもこの先生に受けてみたいなと思ったりしています。
なぜこの先生がおっしゃることが心に響くか。
先生は大学オケからチェロを始めて4年後に東京の音大チェロ科に入られた方です。
その後プロとして活動されるのですが、子供の頃から弾かれている人(勝手に体が動く人たち)になかなか追いつけなかったらしく
頭で考え抜いてチェロの弾き方を研究されたとか。
この数年、この先生に合奏やカルテットのレッスンを受けて
目からウロコなことがいっぱい!
私が苦労しているところをすぐ理解して最善策を提案してくださいます。
そしてその方法だと楽に弾ける!
「こんな弾き方あるのですね、初めて聞きました」と私。
「そりゃ僕が考えたから僕以外誰も知らんよ」と先生。
先生が考えられた弾き方、もっと教えてもらいたいなあ。
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