行ってきました、広島市こども文化科学館。

このプラネタリウム記念番組は、必見です。
多分、私、もう一回行きます。だって、とても素敵だったんですもの。
トークショーのとき原作者のこうのさんも言われていましたが、「桜の国」=現代の視点での作品の仕上がりになっています。
原作に忠実でありながら、プラネタリウムという特性を活かしての満天の星空の場面。
これから星を見るたびに、この物語のことをきっと思い出すと思います。

会場には東子役(子ども時代)の子どもさんが、お母様と一緒に来られていました。
本物の東子と同じように東京から夜行バスに乗ってきたとのことでした。

トークショーのとき、こうのさんも「出来上がりを今日初めて観ました。観ていて、涙がぼろぼろ流れました」と言われていました。
進行役の館長さんが「自分の作品でも涙が出るんですか?」と言われ・・
「映画のときも、隣で観ていた麻生久美子さんも、自分のシーンでぼろぼろ泣かれていましたよ」と答えていらっしゃいました。
深い感動で、私も涙があふれました。
そうそう、今、こうのさんは東京に住んでいらっしゃいますが、広島に帰ると川がすごく身近にあってほっとすると話されていました。
どこでも、ちょっと歩くと川がある。
東京だと、わざわざ電車に乗って行かなくちゃ川も見られないですから・・と。
そして、湿度のことも。
新幹線のドアが開いた瞬間に、それは感じるそうです。
「夕凪の街」へ帰ってきたと感じられる瞬間なのでしょう。