久しぶりに大きなスクリーンで『三本木農業高校、馬術部』を観てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/b7/fc0d9c4de75593641aaff0f9a6af7701.jpg)
3DとかCGとか・・
そういうの無しで、ひとつひとつを丁寧に撮られた映画がやっぱり好きです。
メイクも、全然無しのところが好き。
(大女優さんともなると、田舎のおばちゃん役でも、素肌感がないくらいのメイクですものね・・)
上映後のトークショーで、ゲストの小林裕吉さん(後輩の高橋守役)は「自分の一期一映の作品は、この『三本木~』です」と言っていましたよ。
佐々部監督は「中学2年生のときに観た『ウエストサイド物語』です」と。
そしてスペシャルゲストの城みちるさんは「小学2年生くらいのときに親と一緒に行った映画館で観た『サウンドオブミュージック』」ですって。
佐々部監督もこの映画を観て、自分の進む道が決まったというようなことを言われていましたが、城みちるさんも
「歌って、こんなにもみんなに幸せを与えてくれるんだ。自分も歌手になりたい!」と思ったそうです。
「1本の映画であなたの人生が変わるかもしれない」・・まさに『一期一映』ですね。
*あ、なぜ城みちるさんがスペシャルゲストとして登場されたのかは、佐々部監督の
ほろ酔い日記をご覧ください。
それにしても城みちるさんはやっぱりプロですね。
城さんを連れて来られた佐々部監督は「映画とは関係ないかもしれないけど、映画祭っていうくらいで、お祭りだから
いいんじゃないかと思って
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/01.gif)
」と言われていましたが、本当にパッと会場全体が明るくなり、大盛り上がりでした。
その後、実行委員会厳選作品の『百万円と苦虫女』を観て、コンペティションにノミネートされた5本の作品を観て、
途中おやつに巌流焼をかじって、終わったのは朝の6時。
徹夜をしたのは生まれて初めてです
コンペンション作品の中で私が好きだったのは2本目の『野望の激流』。
前半のB級さ加減がたまりません。
またスタッフロールに、人質役の女性の名前が、何回も出てくるところも手作り感UP!すごく気に入りました。
1本目の『東雲~しののめ~』の着眼点は好きなんですが、ちょっと間延びしたカットが気になったかも。
3本目の『LADY GO』は最優秀賞を受賞されました。
4本目の『どら犬』は、最後バットで殴られて女性が倒れたところが・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/135.gif)
『野望の激流』でも流血シーンがあるのですが、同じ「血」でも、『どら犬』の方はちょっと苦手な部類でした。
5本目の『レスラーと少女』も好きなジャンルです。
楽しい場面も多いし、ほのぼのとした気持ちが最後に残って、それに続きを想像して幸せな気持ちになれるのもよかったと思います。
広島大学の学生のみなさん、楽しい映画祭をどうもありがとうございました。
それにしてもオールナイト企画というのは、学生ならではでしょうね。感服です。
最後になりましたが、記念写真やサインに気持ちよく応えてくださった小林裕吉さん、本当にありがとうございました。
『三本木~』の中で、実は一番運動神経がよかったから、あの役になったそうです。
スタントなしでの乗馬&落馬シーンは、相当難しいものだと思いますから。
小林さん、時代劇も似合いそう。馬に乗って、さっそうと登場して欲しいです。