NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の土屋制作統括プロデューサーが来防されての、『花燃ゆ』講演会がありました。
『篤姫』『龍馬伝』も手がけられたそうで、大の幕末好き。
今回の企画も、もちろん幕末で行こうと思われたとき、薩摩、土佐ときて次はやっぱり長州かなと。
しかし長州のヒーロー(吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞)は短命で。もちろん長生きされて活躍した人物もたくさんいるけれども・・といろいろリサーチしている中で、この人は!と楫取素彦に注目したそうです。
スポットライトは当たっていないが、陰で支えている人物。そして、あの松蔭先生の二人の妹さんとも結婚されている。
よくよく調べたら、その二番目の妻の文さんが、波乱万丈の人生を送っている。
もうこれは文さんを中心に物語を展開するのが一番いいんじゃないか、と企画を上げたそうです。
キャスティングでは、文さんは『おひさま』の井上真央さん。妹キャラでみんなに愛される役にぴったり。
楫取素彦は大沢たかおさん。すごく勉強されているそうで、山口県の方からも資料を取り寄せているそうです。
吉田松陰は伊勢谷友介さん。台詞が多くて大変とのこと。
東出くんも、長塚さんも檀ふみさんも、奥田映二さんもみんな素晴らしいとのことです。ドラマが楽しみですね。
ドラマの第一部としては安政の大獄までを、幕末ホームドラマと幕末学園ドラマで描き、久坂亡きあと文がどう生きてきたか女たちのドラマを描き。(お世継ぎの守役に抜擢されて、毛利家の奥に入ってからくらいかしら?)
そして、新しい時代を目指す男たちのドラマ。その中でやはり群馬県令となる楫取素彦のエピソードが詳しくと、そして文との再婚も。
有名な『涙袖帖(るいしゅうちょう)』ももちろん取り上げるみたいです。
そして、最後は晩年の夢実現(女学校や幼稚園の設立)も、エピソード的に紹介したいとのことでした。
え??そこって「エピソード的に」描くだけ?
防府はそこしかないのですが・・(あ、あと毛利家のくだりでは、ちょっと出るかもしれないですけど)
まあ、防府が出ても出なくても、これから毎週楽しみに見たいと思います。
講演会の最後に、防府市役所おもてなし観光課花燃ゆ推進室の岡田室長さんが、土屋PDへ花束の贈呈。
室長さん、文さんのコスプレで、頭には梅の花の髪飾り。すごくかわいらしかったです。
写真を撮っていないのが残念だわ~(文というより、防府のぶんちゃんですってw)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/107.gif)
ドラマの題字『花燃ゆ』を書かれたのは、山口県出身の英漢字書道家の重國友美さん。
「花」の文字が「flower」になっているの、わかりますか?こんなところもちょっと素敵ですよね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/107.gif)
また、ドラマの放映中、防府ではドラマ館も開設予定。
「ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館「文の防府日和。」
【2014.12.24追記】
質問コーナーがあったら、ぜひ聞きたかったことが「山口県萩出身の松本実くんはキャスティングされていますか?」
ということ。
彼は、『龍馬伝』でも長州藩士で出演していましたから!
どうなのかな~と思っていたら、今日届いた大河ドラマ・ストーリーの本に掲載がありました。
長州藩士の「来原良蔵」役だそうです。
桂小五郎の妹・ハルと結婚した人物なんですって。
よかった~ 楽しみです。