山口県労働協会創立50周年記念で開催された『紺野美沙子さん講演会』を聴講して来ました。

女優としてだけでなく、国連開発計画(UNDP)親善大使としてもご活躍中とのこと。
そして、妻として母としても。(今年の夏で二十歳になった息子さんがいらっしゃるそうです)
1980年NHK朝ドラ『虹を織る』のヒロインとしてデビュー。このヒロインの出身地が山口県萩市ということで、それからの縁で、何度も山口県を訪れてくださっているとのことでした。
女優を長く続けてこれたのは、「運」「縁」そして「この仕事が好き」ということ。
小さなころから音読が大好きだったそうです。(もう女優としての基礎が備わっていたのでしょうね)
音読が好きで入った演劇クラブ。そのとき指導してくださった女の先生が本当に厳しくて。
でも、本気で子どもに接してくれる大人に出会えたことがよかったとおっしゃっていました。
また、女優という仕事を特別とは思っていなくて、いろんな職業があって、たまたま目立つ部門を担当しているだけだと。
好きという思いと、喜んでくれる人にために、自分は仕事をしているとのことでした。
その仕事も、一人ひとりとの縁を大切に、誠実に真面目にこつこつ、小さなことも大事に誠実にやってきた。近道はないと。
ただ、女優として、可もなく不可もなく・・個性がない自分について考えたこともあったけれども、先輩の檀ふみさんに相談したとき「自分らしさを大切に」と言われ、自分のいいところを自信を持って歩いていけばいい、自分が自分の応援団長になろうと気付けたと言われていました。
そして、「生涯仕事を続けていきたい」と、ファンにとって嬉しい一言をいただけました。
女優のお話のあとは、ご家庭のこともいろいろと。
夫は食事で釣れるし、息子もです。おいしいご飯を作っていれば、例え寄り道をしたとしても、必ず帰ってきます、と。
二十代のころ、10年間家庭料理の教室にも通われていたそうです。
忙しく仕事から帰ってきたときも、スーパーに寄って食材を買って、おいしいお料理をたくさん作られていたそうです。
そして、国連開発計画親善大使としての活動も、映像を使って説明してくださいました。
この親善大使は世界で10人。サッカーの方が多かったですね。
報酬もあるんですって・・と言っても、一年間で1ドル
(本当の本当にボランティアなんですね!)
心の中が平穏で、心配ごとがない、安心して暮らせること・・ 世界中の子どもたちがこうあって欲しい。みんなの願いでもありますね。
講演の最後には、紺野さんの朗読が。
井上ひさしさんの『置かれた場所で咲きなさい』
*すみません、ご指摘があり、当日のメモを確認したところ、『きらめく星座』の誤りのようです。
『置かれた場所で咲きなさい』のくだりは、
急ぎ過ぎへの警告というか、開発を目指している自分たちの歴史・文化を大切にすることが大切ではないか、人の心を壊すような急ぎ過ぎた開発は要らない。
「足るを知る」「自分の物差しを大切にする」そう「自分の置かれた場所で自分のできることを」というお話でした。
今度は、紺野さんの朗読座にぜひ行ってみたいと思います。

女優としてだけでなく、国連開発計画(UNDP)親善大使としてもご活躍中とのこと。
そして、妻として母としても。(今年の夏で二十歳になった息子さんがいらっしゃるそうです)
1980年NHK朝ドラ『虹を織る』のヒロインとしてデビュー。このヒロインの出身地が山口県萩市ということで、それからの縁で、何度も山口県を訪れてくださっているとのことでした。
女優を長く続けてこれたのは、「運」「縁」そして「この仕事が好き」ということ。
小さなころから音読が大好きだったそうです。(もう女優としての基礎が備わっていたのでしょうね)
音読が好きで入った演劇クラブ。そのとき指導してくださった女の先生が本当に厳しくて。
でも、本気で子どもに接してくれる大人に出会えたことがよかったとおっしゃっていました。
また、女優という仕事を特別とは思っていなくて、いろんな職業があって、たまたま目立つ部門を担当しているだけだと。
好きという思いと、喜んでくれる人にために、自分は仕事をしているとのことでした。
その仕事も、一人ひとりとの縁を大切に、誠実に真面目にこつこつ、小さなことも大事に誠実にやってきた。近道はないと。
ただ、女優として、可もなく不可もなく・・個性がない自分について考えたこともあったけれども、先輩の檀ふみさんに相談したとき「自分らしさを大切に」と言われ、自分のいいところを自信を持って歩いていけばいい、自分が自分の応援団長になろうと気付けたと言われていました。
そして、「生涯仕事を続けていきたい」と、ファンにとって嬉しい一言をいただけました。
女優のお話のあとは、ご家庭のこともいろいろと。
夫は食事で釣れるし、息子もです。おいしいご飯を作っていれば、例え寄り道をしたとしても、必ず帰ってきます、と。
二十代のころ、10年間家庭料理の教室にも通われていたそうです。
忙しく仕事から帰ってきたときも、スーパーに寄って食材を買って、おいしいお料理をたくさん作られていたそうです。
そして、国連開発計画親善大使としての活動も、映像を使って説明してくださいました。
この親善大使は世界で10人。サッカーの方が多かったですね。
報酬もあるんですって・・と言っても、一年間で1ドル

心の中が平穏で、心配ごとがない、安心して暮らせること・・ 世界中の子どもたちがこうあって欲しい。みんなの願いでもありますね。
講演の最後には、紺野さんの朗読が。
井上ひさしさんの『
*すみません、ご指摘があり、当日のメモを確認したところ、『きらめく星座』の誤りのようです。
『置かれた場所で咲きなさい』のくだりは、
急ぎ過ぎへの警告というか、開発を目指している自分たちの歴史・文化を大切にすることが大切ではないか、人の心を壊すような急ぎ過ぎた開発は要らない。
「足るを知る」「自分の物差しを大切にする」そう「自分の置かれた場所で自分のできることを」というお話でした。
今度は、紺野さんの朗読座にぜひ行ってみたいと思います。