チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

原作本

2008-06-27 23:50:15 | 最近読んだ本
ここのところ、読書にはまっています^^;

まずは『篤姫』。こちらは上下巻とも妹に借りて。だってドラマの展開が心配なんです。
それから『クライマーズ・ハイ』。もちろん横山秀夫さん。映画については、予告編を見ただけで、またテレビでのPRを見ただけで、涙が出てきてしまうので、ちょっと観にはいけないかも・・と思いまして。どうかなぁ。


『図鑑に載ってない虫』

2008-06-23 23:08:27 | 最近観た映画
昨日、CSであったのを観ました。『図鑑に載ってない虫』。
三木ワールド全開でした~

『出口のない海』では、あんなに渋かった伊勢谷さん、壊れてます、完全に。(笑)

作品としては私の中で『亀は意外と速く泳ぐ』のポイントがかなり高く、それに比べるともう一歩かなぁという感じです。ホラーっぽいシーンもちょっと気持ち悪いし。
でもこのゆる~い感じはたまらないですね。小ネタも、あとから笑がこみ上げてくる感じ。

あ、「猿の手」が出てきたときには、去年の夏休み、子どもの宿題の英訳を手伝わされたのを思い出してしまいました。未だに親の手を借りるなんて・・こんなことじゃだめだと、先日の事件以来私も反省しています。
(話があっちこっちに行ってすみません)


映画『バッテリー』

2008-06-22 14:41:20 | 最近観た映画
お昼から、日本映画専門チャンネルで『バッテリー』を観ました。
あさのあつこさんの原作も大ヒットでしたし、この間までNHKで連続ドラマも放映されていたので、きっと多くの方が内容をご存知だと思います。

こういう爽やかな映画いいです。
岡山の山の緑と空の青さ、白い雲・・光る汗と、そして少年達の輝く笑顔。友情と家族の絆と。

映画にもいろんな映画がありますが、私はやっぱりこういう映画が好きだなぁ。


そうそう、昨日『クライマーズ・ハイ』の予告を映画館で観たのですが、予告編だけで涙が出てしまいました。本編は怖くて観にいけないかもしれません・・   あの事故の後の、みなさんのご遺体のことなどが書かれた本を以前読んでいるのですが、その本を読んだときの気持ちが溢れてきてしまって、ちょっときつかったです。


『ぐるりのこと。』

2008-06-21 20:33:35 | 最近観た映画
東京からは2週間遅れで、やっとこちらでも公開が始まった『ぐるりのこと。』、観に行きました!大雨だったけど、そんなこと気にしません^^ 
(しかし、新幹線の切符を買おうとしたときに、クレジットカードを忘れてきたことに気付き、ちょっと焦りました かつ、映画館の情報を何も仕入れていなかったことにも気付いて、ますます焦りましたけど) 

でもこんなとき頼りになるチル友さんの存在・・^^;

初めて行く映画館だったのですが、あさかぜさんのナビにより無事到着。帰りもあさかぜさんの遠隔操作により、バスにも迷わず乗れて大丈夫でした。あさかぜさん、どうもありがとうございました。



【以下感想です】
『ココリコミラクルタイプ』でのリリーさんの一言コメントが好きで、それからリリーさんのファンになったんですけど。このひと本当に何者なんでしょうか?・・ね。

『ぐるりのこと。』の、リリーさんと木村多江さんのお芝居は、脚本どおりで、台詞も基本的には全部脚本どおりとのこと。あの二人は、あの脚本の中で生きている人なんでしょうか?きっとみんなそう感じると思います。あまりにも自然なので。演技でそうなら本当にすごいです。いや、すごい役者さんです、ふたりとも。

例えば、かまぼことか包丁でスパッときるじゃないですか。端から端まであるかまぼこを見て、その真ん中を食べても、端を食べても、同じかまぼこですよね。
かまぼこじゃないけど、同じ夫婦の、端から端までの一生の内の、スパッと切り取った10年間を、特にわざわざ選んだところを紹介しているのではなく、たまたまのところを「どうぞ」と言っているような、そんな感じでした。
それも、わざわざ創ったものではなく、この夫婦の日常がたまたまビデオに映っていたという感覚で。だからあの本の中で生きている人にしか思えないです。

木村さん演じる妻の翔子さんは、「力を入れないといけない」と思っている、そんな女性です。「マイペースで頑張らなくていいんだよ。みんなと同じペースでいいのだから」って、言ってあげたくなりました。
もちろんリリーさん演じる夫のカナオは、そんな頑張りすぎる妻のことを全て受け入れていて、「ただそばにいたいだけ・・」と、決して押し付けることのない深い愛情で包んであげています。こんな夫婦・家族って、今の世の中少なくなってきていると思うのは私だけでしょうか?何にでも対価を求める、相手から与えてもらうことばかり考えてしまう、そんな人が大変多いと思います。

電気もつけていない、激しい雨が振り込んでいたような寒々しい暗い部屋から、だんだんと、色鮮やかな生物の絵が溢れた部屋へと変っていくところなど、見ているこちらの気持ちも楽になっていくのがわかります。見ているというより、第三者として見守っている感覚ですね。
もちろん当事者にしかわからない「気持ち」もたくさんあるでしょう。カナオがいる法廷のシーンを観ても、当事者と第三者・・ 気持ちの違いがよくわかります。


さて、この続きはどうなるか・・ この二人はきっとずっと手を繋いで歩いて行っているだろうな、とそう思います。あのまま変らないまま。
いつか映画館の隣の席に、あのふたりが座っているかもしれません。そう感じるくらいのふたりでした。